(中央社記者 趙麗妍 台中3日電)台湾港務公司台中港務分公司は、港区の安全防護メカニズムを強化するため、信号台に「堤口不明船舶侵入検知システム」を構築した。多様なセンシング技術とAI演算により、港の重要エリアにおける船舶の動向を高精度に把握する。

台中港務分公司は3日、ニュースリリースを発表。従来の港湾管制はVTS(船舶交通サービス)管制官による手動監視に依存しており、目視範囲の限界や無線通報のタイムラグによる制約を受けやすかった。港区の防護性能を高めるため、台中港務分公司は正式に「AI主動告警機制(AI能動的警告メカニズム)」を導入。AI船舶画像認識と船舶自動識別システム(AIS)技術を融合し、スマートな巡視メカニズムを構築した。

台中港務分公司によると、「堤口不明船舶侵入検知システム」は、台中港区の堤防および周辺水域の防護ニーズに対応するため、ソフトウェアとハードウェアを統合的にアップグレードしたもの。ハードウェア面では、信号台の高所に高解像度ガンタイプカメラ、ドーム型カメラ、熱画像監視カメラを設置。多様なセンシング技術とAI演算により、24時間・死角のない監視を実現し、港の重要エリアにおける船舶の動向を正確に把握する。

同社は、本システムが不審な船舶の軌跡を正確に捕捉・分析し、不法侵入や異常な航行を検知すると、即座に自動警告を発し、データ連携を通じて部門横断的な連携メカニズムを起動すると説明。24時間の監視要員の負担を軽減するだけでなく、港区の船舶交通と港湾管制を「スマートな能動的防御」へと全面的にアップグレードする。

台中港務分公司は、このスマート化アップグレードにより、監視・意思決定プロセスが大幅に最適化され、手作業の負荷とリスクが効果的に低減されると述べている。これにより、第一線の当直要員は異常状況への対応と指揮調整に集中できるようになり、船舶の安全な入出港を確保し、商港の安全防護の基盤を強化する。(編集:李錫璋)1150603

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