(中央社記者 蘇志畬 台北3日電)台湾プロ野球・中信兄弟の投手陣が2日の試合で連続四球を出したことを受け、投手コーチの王建民氏が電話ボックスのドアを強く閉める一幕が話題となった。王建民コーチは3日、試合前のインタビューで「若い選手たちには、与えられたチャンスをしっかり掴んでほしい」と率直な思いを語った。

中信兄弟は2日、統一7-ELEVEnライオンズに3対7で敗れた。この試合で兄弟の4人の投手は合計8個の四球を与え、9回に登板した盧孟揚は3者連続四球で試合を開始した。中継映像には、王建民コーチがブルペンに電話をかけ、通話後に電話ボックスのドアを強く閉める様子が映し出され、珍しく感情を露わにした。

王建民コーチはメディアの取材に対し、まずは冗談めかして「いや、ドアが重くて、引っかかる感じがしたんだ。潤滑油をさす必要があるかもしれない」と語った。その後、真剣な表情で「今年のチームの成績はあまり良くなくて、劣勢の時に若手を登板させている。彼らには、与えられたチャンスをしっかり掴んでほしい」と説明した。

盧孟揚は最終的に1回を無失点に抑えたものの、王建民コーチは「投手はコーナーを突こうとするが、審判の判定が思うようにいかない時は、その時の点差を考えて、できるだけストライクゾーンで勝負し、他のブルペン投手を消耗させるべきではない」と指摘した。

2024年には、王建民コーチが審判の判定に不満を持ち、時計を壊したこともあった。どちらがより激しかったかと問われると、王建民コーチは笑いながら「時計の方だよ。だって壊れたからね」と答えた。

盧孟揚はこの日、王建民コーチに謝罪したが、王建民コーチは「私に謝る必要はない。自分のために謝るべきだ。マウンド上の成績は選手自身のキャリアの結果だから。どんな成績を残したいかは、自分次第だ」と語った。

かつて二軍投手コーチを務めた統一ライオンズの林岳平総監督は、王建民コーチの怒りは珍しいが理解できるとし、「彼は選手への期待が大きいが、思い通りにならず、やや焦っていたのだろう」と述べた。林岳平総監督は笑いながら「私は昔、もっと感情的だった。でも、隠れて怒っていたよ」と語り、時には選手が期待に応えられない時に感情を爆発させることも必要だとし、「ただ、普段は優しい先輩が、珍しく爆発したんだ」と述べた。(編集:張雅浄)1150603

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  • 出典:中央社 CNA
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