(中央社クネン3日総合外電)エルニーニョ現象による気候変動の影が迫り、干ばつがグアテマラの先住民村落クネンを襲い、住民は飢え死にへの恐怖に駆られている。
フランス通信(AFP)の報道によると、クネン(Cunen)は交通の便が悪い山間部に位置し、約4万7000人の住民のほとんどが貧困状態で、井戸水に依存して生活している。しかし、当地では雨が全く降らず、井戸も干上がりつつあり、農民は水不足が生活の糧である農作物を破壊することを懸念している。
43歳のルシア・ロホップ(Lucia Rojop)さんは「私たちは育てたものを食べて生きています。雨が降らなければ、どうすればいいのでしょうか」と語った。
彼女の懸念は決して想像上のものではない。干ばつの継続と、強いエルニーニョ現象の周期が再来する可能性が高いことから、グアテマラでは約250万人が食糧危機に直面する恐れがある。
クネンはマヤ先住民が集住するキチェ県(Quiché)に位置し、「乾燥回廊(Dry Corridor)」の核心地帯にある。乾燥回廊は、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグアを貫く乾燥した山岳地帯で、極端な気候現象の影響を非常に受けやすい。
2023年、グアテマラではエルニーニョ現象による食糧危機が発生し、キチェ県は最も被害の大きかった地域の一つであった。一部の関係者は、政府の政策支援がない場合、飢饉の危機が再び発生する可能性があると懸念している。
今回のエルニーニョ現象は6月から8月にかけて発生し、その後数ヶ月にわたって世界的な連鎖反応を引き起こすと予想されている。(編集:張茗喧)1150603
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