(中央社シンガポール3日特電)台湾から来た「菁英藝術家三重奏」が3日、シンガポールで公演を行った。ピアニストの陳玲玉氏は、台湾人としてベートーヴェンの曲を演奏する貴重な機会であり、音楽を通じて異なる文化背景を持つ観客と交流し、芸術のエネルギーを広めたいと語った。

シンガポールの非営利団体「Music For People(共享音樂)」は3日夜、エスプラネード・シアターズ・コンサートホールで「Symphony Beyond Time(永恆交響曲)」コンサートを開催した。

主催者によると、収益の一部は恵まれない子供たちの音楽教育プログラムを支援する。今回の公演では、ベートーヴェンの「三重協奏曲 ハ長調」と「交響曲第9番 ニ短調」を中心に、音楽で「暗闇から光へ」の人生の旅を描いた。また、合唱団とオーケストラが共演し、多国籍の音楽家が一堂に会してベートーヴェンの作品を披露した。シンガポールの指揮者、鍾曉縈氏も出席した。

台湾から来た「菁英藝術家三重奏」は初のシンガポール公演。メンバーはピアニストの陳玲玉氏、ヴァイオリニストの杜沁沄氏、チェリストの婭力木氏の3人で、台湾唯一の「シュタイナウェイ・アーティスト」認定を受けた室内楽団として国際的に注目されている。

「菁英藝術家三重奏」は3日午後、中央社の取材に応じ、陳玲玉氏はシンガポールで演奏できることを嬉しく思い、特別なコンサートだと述べた。チェリストの婭力木氏は、今回の曲目には挑戦的な部分もあるが、シンガポールの観客に迫力ある演奏を届けたいと語った。

陳玲玉氏は、「菁英藝術家三重奏」は台湾の音楽と台湾の作曲家の普及に努めており、台湾民謡の編曲に加え、若い台湾の作曲家に新作を委嘱し、台湾の作曲家の露出を増やしていると述べた。今回の公演で台湾人としてベートーヴェンの曲を演奏できたことは貴重な機会だと語った。

シンガポールでの滞在について、陳玲玉氏はカヤトーストやバクテーなどの南洋風味料理を味わい、シンガポールの多文化共生の特徴に感銘を受けたと語った。(編集:張芷瑄)1150603

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  • 出典:中央社 CNA
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