(中央社記者 王揚宇 台北3日電)韓国グループEXOが7月に高雄でサイン会を開催する予定であることを受け、インターネット上に簡体字のポスターが出回り、「台湾同胞証(台胞証)がなければチケットを購入できない」と記載されていることが話題となっている。民進党立法院党団副書記長の黄捷氏は3日、「ファンに跪いて追星(アイドル追跡)させることは許されない」と述べ、文化部や大陸委員会と関連法改正について議論し、ファンの権益を守ると述べた。
台湾のファンは、EXOのオフラインサイン会の簡体字ポスターの下部に、中国のマンゴーTVの派生ブランド「小芒(シャオマン)」と「FANME」という2つのプラットフォームが表示されていることを発見した。また、ネットユーザーからは、チケット購入に中国の電話番号と台胞証が必要だとする投稿もあった。台湾の主催者であるFANMEは2日、チケット購入方法はまだ決定しておらず、株主と資金はすべて台湾からのものであると声明を発表した。
民進党立法院党団書記長の范雲氏と黄捷氏は世論対応の記者会見を開いた。黄捷氏は、EXOのサイン会とコンサートは、主催者とイベントの性質が異なると説明。コンサートは合法で問題ないが、サイン会は現在のところ「小芒」が主催しており、「小芒」は湖南広電グループに属すると述べた。
黄捷氏は、湖南衛星テレビは湖南省政府が直接管理する企業であり、関連イベントに中国の党・政府・軍の背景が関与している可能性があると疑問を呈した。また、ファンはこのプラットフォームが中国に個人情報を収集されるのではないか、さらには申し込みに台胞証が必要になるのではないかと懸念しており、そのような事態があれば、確かに台湾の国家安全保障のレッドラインを越えることになると述べた。
黄捷氏は、昨日FANME社から連絡があり、現在のネット上の情報は正式なものではなく、サイン会の情報はまだ発表されていないとの説明を受けたと述べた。最近、同様のケース、すなわち中国資本のエンターテイメント企業が台湾で芸能イベントを開催し、その過程でファンが圧迫され、「跪いて追星する」ことを強いられているという報告を多く受けているとし、これらの状況には絶対に賛成できないと述べ、文化部や陸委会と協議し、台湾のファンの権益を守るための法改正を望んでいると述べた。(編集:万淑彰)1150603
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- 出典:中央社 CNA
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