(中央社クウェート市3日総合外電)アメリカのトランプ大統領が、米イラン交渉は順調に進んでおり週末にも成果が出る可能性があると述べた直後、イランのアラグチ外相は、米国とのコミュニケーションは途絶えていないものの、交渉は「実質的な進展を何ら得ていない」と指摘した。

AFP通信によると、米イラン双方は新たな戦闘を開始し、脆弱な停戦合意が危機に瀕している。クウェート当局者によると、イランの無人機がクウェート国際空港の旅客ターミナルを攻撃し、1人が死亡、63人が負傷した。

イランのタスニム通信によると、アラグチ外相はレバノンのアル・マヤディーンテレビに対し、「ベイルートへのいかなる攻撃も深刻な結果を招き、戦争の全面的な再燃につながる」と述べた。

またアラグチ外相は、「米国とのコミュニケーションは途絶えておらず、ベイルートへの侵略を停止する必要性についてメッセージを交換したが、現時点の交渉プロセスでは実質的な進展は何ら得られていない」と述べた。

イランの悲観的な見方とは対照的に、トランプ大統領は米イラン交渉合意に楽観的な見方を示した。記者団に対し「交渉自体は実際に非常に順調に進んでいると聞いている」と述べ、「週末にも(潜在的な合意に)達する可能性がある」と語った。

しかし、下院は本日、共和党議員4人の造反により、米軍のイラン撤退を求める決議を可決した。この決議は、上院で可決されたとしてもトランプ大統領が拒否権を行使できるため、象徴的な意味合いが強い。

議会公聴会で、米国のルビオ国務長官は、イランの高濃縮ウラン在庫問題が依然として交渉の核心であると述べた。

ワシントンは、和平協定を発効させるためには、イランが兵器級に近い濃縮ウラン在庫を引き渡し、核活動の制限に同意し、ホルムズ海峡を再開する必要があると主張している。(編集:張茗喧)1150604

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