(中央社記者 盧太城 台東県5日電)台東原住民族の「歳時祭儀」が6月中旬以降に順次開催されるのに伴い、台鉄の原住民帰郷列車の予約が5日朝から開始された。この政策を推進した立法委員の陳瑩氏は、民族に積極的に利用するよう呼びかけた。
台鉄は原住民族が豊年祭や収穫祭などの「歳時祭儀」に参加するため帰郷できるよう、原住民帰郷列車を運行している。今年7月から8月分の座席予約が5日朝に第1弾として開始された。
民進党籍の立法委員陳瑩氏は5日、中央社の取材に対し、原住民帰郷列車は2016年に立法院に復帰して初めて提唱した公約であり、旧式の自強号に車両を増結したことから始まり、EMU3000型城際列車の投入を経て、今年で正式運行10年目を迎えると述べた。
陳瑩氏は、過去に原住民が部落の「歳時祭儀」の際に帰郷しようとしても、切符が入手困難なことが多く、入手できない場合は「乗り換えに乗り換えを重ねて」ようやく部落に戻れる状況だったと説明。10年前に彼女が原民列車の運行を調整し、原民会、交通部、審計部、主計総処、地方政府を招集して何度も協議・調整を重ね、2016年7月の初回試行にこぎつけたと述べた。
同氏によると、当初は原民列車は「北迴線」のみだったが、その後「南迴線」区間にも拡大され、「試行段階」から徐々に「常態化」政策へと移行。2018年には民族の要望に応え、「深夜跨夜列車」も増便された。当初は一部の駅でしか切符を受け取れなかったが、2019年からは台鉄の予約・発券システムに組み込まれ、2021年には予約システムが最適化され、2022年にはEMU3000型城際列車も加わり、輸送サービスが強化された。
陳瑩氏は、現在は毎年春休み、7月、8月、年末に原民列車が運行され、今年の7月と8月は計9回の運行回数があり、各回15本の列車が設定されていると述べた。原住民の身分を有する者(非原住民の家族の代理購入も可)は、片道1人につき4枚まで、往復で8枚まで予約でき、予約完了後2日以内に切符を受け取る必要がある。(編集:黄名璽)1150605
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- 出典:中央社 CNA
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