(中央社記者 鍾榮峰 台北5日電)米国半導体株の下落を受け、台湾株式市場は5日の朝方に変動し、一時44209.53ポイントまで急落、1467.93ポイントの大幅下落となった。取引時間中には、MediaTek、Delta Electronics、Hon Hai Precision Industry、ASE Technology Holdingなどの電子大型株が下落から反発し、TSMCも落ち着きを取り戻した。これにより、台湾加権指数の下落幅は縮小し、約1000ポイント反発、45000ポイントの節目を回復した。

10時2分時点で、加権指数は45099.46ポイント、前日比578ポイント安、下落率1.27%、売買代金は約6166.89億台湾ドル。電子株指数の下落率は1.37%に縮小し、金融株指数はプラスに転じて0.46%上昇、中小型株で構成される店頭市場(OTC)指数の下落率も1%に縮小した。

時価総額最大のTSMCは朝方に一時2405元まで上昇した後、値を消し、取引時間中は10元安、下落率0.42%。MediaTekの下落率は1.8%に縮小、Delta Electronicsは約4%下落、Hon HaiとASE Technology Holdingは約2%下落した。

メモリーセクターでは、Nanya Technologyが一時ストップ安となる355.5元まで下落したが、その後値を戻し、取引時間中は約9%安。Winbond Electronicsはストップ安の162元、Macronix Internationalはストップ安の141元に達した後、値を戻したが、取引時間中は依然約8%安となっている。

株価が1000元を超える高株価銘柄は下落した銘柄の方が多く、Browave(3163)は辛うじて1000元台を維持し、高株価銘柄群は「51の千金株」を死守している。

台新台湾IC設計(00947)の調査チームは、ブロードコム(AVGO)の決算利益は市場予想を上回ったものの、人工知能(AI)半導体の将来見通しをさらに上方修正しなかったため、投資家が先行して利食い売りを選択し、米国株式市場の半導体セクターを弱含ませ、台湾株式市場の朝方の大幅下落につながったと分析。取引時間中は45000ポイントの節目を死守している。

台湾株式市場の今後の見通しについて、台新台湾IC設計の調査チームは、AI需要は力強いものの、指数が高値圏にあるため、わずかな材料でも利食い売り圧力がかかると指摘。しかし、AI需要が依然として活発に発展していることが確認できれば、短期的な調整を心配する必要はないと述べている。(編集:張均懋)1150605

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:事件
  • 原文内の日付:1150605