(中央社台北6日電)欧州で活躍する指揮者・荘東杰が国立台湾交響楽団(NTSO)と共演し、デンマークの作曲家カール・ニールセンの「フルート協奏曲」を披露する。また、ノルウェー・オスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者、陳廷威を迎え、台湾の盛夏に北欧の清涼感を音楽で表現する。
NTSOの発表によると、コンサートは北欧に焦点を当て、ニールセンの「フルート協奏曲」のほか、フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスの「交響曲第3番 ハ長調 作品52」を演奏。フルート協奏曲は劇的な緊張感に満ち、ソリストとオーケストラの対話的な掛け合いが特徴で、フルートレパートリーの中でも特に難易度が高く代表的な作品の一つとされている。
荘東杰は2015年にコペンハーゲンのマルコ国際指揮者コンクールで優勝し、ヨーロッパの音楽界から高い注目を集めた。近年はBBC交響楽団、デンマーク国立交響楽団、オスロ・フィルハーモニーなどの主要オーケストラと共演。過去5年間はドイツのボーフム交響楽団の音楽監督兼音楽ホールの芸術監督を務めている。
ソリストを務める陳廷威は台湾で音楽の基礎を学び、その後オーストリアに留学。厳格なアカデミー教育と国際的な経験を経て、ヨーロッパのオーケストラ組織で頭角を現し、オスロ・フィルハーモニーの首席フルート奏者となった。このコンサートでは、台湾出身で米国在住の作曲家、黄思瑜の「茶山想曲」も世界初演される。
「NTSO 荘東杰、陳廷威と国台交」コンサートは、12日に台北市の国家音楽庁、13日に台中市のNTSO演奏庁で開催される。(編集:李明宗)1150606
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:事件