(中央社記者 楊淑閔 台北8日電)端午節が近づく中、台北市衛生局は8日、市販の粽子(ちまき)、餡、生鮮肉品など85件の抜き取り検査結果を発表した。その結果、1件の落花生粉から総黄麴毒素と黄麴毒素B1が基準値を超えて検出され、すでに販売中止(下架)措置が取られた。

衛生局は定例記者会見で、食品店、粽子専門店、コンビニ、スーパー、量販店、伝統市場など、粽子の製造・販売場所を対象に、端午節向け食品85件(粽子の餡40件、粽子25件、生鮮畜産品10件、調味料5件、落花生粉5件)を抜き取り検査したと発表した。

衛生局によると、検査項目は防腐剤、ホウ酸及びその塩類、漂白剤、殺菌剤、農薬残留、スーダン色素、動物用薬物のβ-作動薬、黄麴毒素など12項目。その結果、1件から総黄麴毒素と黄麴毒素B1が基準値超過で検出され、「食品中汚染物質及び毒素衛生基準」の限量規定を超えていたため、業者に販売中止を命じた。

衛生局は、黄麴毒素は肝臓がんを誘発する主要な毒素の一つであり、分解するには摂氏237度から306度の極めて高温での加熱が必要だと説明。台湾は高温多湿な気候のため、適切に保存しなければカビが繁殖しやすく、真菌毒素汚染を引き起こす可能性があるとして、消費者に対し、信用できるメーカーから購入するよう注意を促した。

衛生局はさらに、この基準値超過製品は他県市からのものであるため、管轄の衛生局に移管し、食品安全衛生管理法に基づき、期限付きでの改善命令を出すと説明。期限を過ぎても改善されない場合、製造業者には新台湾ドル3万元以上、300万元以下の罰金が科される可能性がある。(編集:管中維)1150608

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  • 出典:中央社 CNA
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