(中央社ハバナ9日総合外電)キューバのディアス=カネル大統領は9日付の報道で、米国がキューバに圧力をかけるため、社会混乱の扇動、経済支配、軍事行動の3つのシナリオを検討していると述べた。

AFP通信によると、ディアス=カネル大統領(Miguel Diaz-Canel)は、スペインのデジタルニュースプラットフォームelDiario.esのインタビューでこの見解を示した。これは、トランプ米大統領がキューバに対して燃料封鎖や制裁強化を実施し、キューバが深刻な経済危機に直面している時期に行われた。

ディアス=カネル大統領は、「彼らは3つのシナリオに賭けている…その一つは、経済的締め付けによる社会混乱の誘発であり、その後、その社会混乱を利用して、人道的援助を口実に介入する機会を得ようとしている」と述べた。

2つ目のシナリオは、「強制的な対話を継続し、多大な圧力でキューバ経済を掌握し、経済的に国を占領し、その後、政治体制の変革を引き起こす機会を得ること。これが米国の最終目標である」と述べた。

米国はここ数週間、複数の外資系企業に対しキューバでの事業停止を圧力かけ、国有企業と取引する企業への制裁を脅している。

ワシントンは同時に、ディアス=カネル大統領とその家族、およびカストロ家のメンバーに対し、新たな制裁を発動した。

ディアス=カネル大統領は、「3つ目のシナリオは軍事侵略である」と述べた。彼は、これらの3つの可能性はすべてトランプ氏が言及したものであり、「米国務長官の発言に繰り返し登場している」と強調した。これは、キューバ系のルビオ氏(Marco Rubio)を指している。

軍事行動の可能性に対し、ディアス=カネル大統領は、キューバには自衛のための準備を整え、「不意打ち」を許さず、「敗北」を喫しない権利があると強調した。(編集:何宏儒)1150609

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース