(中央社記者 盧太城 台東県10日電)台東県金峰郷嘉蘭村で、猫や犬がクロスボウ(十字弓)で射殺され、腹部を貫通されて死亡する事件が発生しました。部落住民の間で議論となり、驚きの声が上がっています。当地では20年以上、クロスボウの使用が見られなかったためです。警察は既にクロスボウと矢を押収し、容疑者を特定して捜査を進めています。
住民が提供した写真や映像によると、1匹の黄色い犬の腹部が矢で貫通されて死亡し、別の1匹の三毛猫も腹部を矢で射抜かれ、庭を走り回った後に死亡しました。嘉蘭村の住民からは「誰がこんな残酷なことを」「部落でクロスボウを見るのは20年以上ぶりだ、なぜまた使う人がいるのか」といった声が上がっています。
嘉蘭村の村長、荘福成氏はメディアに対し、部落では過去に確かにクロスボウで狩猟を行っていたが、約20年前からは使用する人を見かけなくなったと述べ、「あの道具はもう買えないし、作る人もいない。なぜ矢があるのか、部落の皆も不思議に思っている」と語りました。クロスボウは非常に危険な武器であり、以前は狩猟以外に、家で飼っている猫、犬、鶏、アヒルなどを撃つために使うことはなかったとしています。
羅姓の住民は、猫や犬が射抜かれているのを見て「恐怖を感じた。とても残酷だ」と述べ、過去にこのような事件はなかったと語りました。また、クロスボウの威力は強力で、もし人に当たれば大きな傷害を負わせるだろうと懸念を示しました。
杜姓の住民も、「もし人に当たったら、犬ではなく人だったら大変なことになる」と憂慮し、クロスボウは発射時にほとんど音がしないため、危険性が高いと指摘しました。
警察は現在、犯行に使われたと見られるクロスボウと矢を押収し、容疑者を特定して捜査を進めています。台東県警察局大武分局は、動物保護法の規定によれば、故意に動物を傷つけたり虐待して死亡させた場合、2年以下の懲役または拘役、及び20万元(約90万円)以上200万元(約900万円)以下の罰金が科せられると説明しています。(編集:呉素柔)1150610
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- 出典:中央社 CNA
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