(中央社 台北10日 記者 高華謙)監察院は本日、国防部空軍官学校の前上校処長である張銘哲氏が、金銭的利益に誘惑され、中国本土および敵対する外部勢力から派遣された者のための組織を発展させることに同意し、懲役11年の判決が確定したと発表した。同氏の行為は官紀および軍紀を著しく損なったとして、弾劾案が可決された。

張銘哲氏は、台湾企業家に勧誘されスパイとなったとされ、台中高等裁判所は国家安全法違反で懲役16年の判決を下していた。しかし、最高裁判所は今年1月、張銘哲氏の外部勢力のための組織発展罪について懲役11年の判決を確定させた一方、軍事機密の探知・収集に関する部分については審理を差し戻した。

監察院は本日のニュースリリースで、張銘哲氏はかつて国軍の高級将校であり、中華人民共和国政府が繰り返し台湾に対する武力威嚇を行い、両岸間の軍事衝突の可能性が排除できないことを認識していたにもかかわらず、金銭的利益に誘惑され、鍾姓のスパイと共謀し、国家の安全を害する意図のもと、中国本土および敵対する外部勢力から派遣された者のための組織を発展させることに同意したと述べた。そして、2019年9月から2024年11月までの間、鍾姓のスパイから複数回にわたり工作費として合計134万1000台湾ドルを受け取っていた。

監察院は、張銘哲氏の行為は軍紀を損ない、官紀を汚し、国軍の国防におけるイメージを著しく傷つけ、国民の国防に対する信頼に影響を与える重大な違反であると指摘した。そのため、2日に監察委員の蔡崇義氏、頼鼎銘氏、陳景峻氏による弾劾案の審査が可決され、全件が懲戒法院に送られた。

さらに、監察院は同日、屏東県竹田郷の前郷長である傅民雄氏(清掃隊員の人事案件で収賄の疑い)、および彰化県花壇郷長の顧勝敏氏(懲戒権を濫用し職員を違法に解雇し職場いじめを構成、さらに清掃隊の行政資源を私的な土地の竹木伐採や廃棄物処理に流用した疑い)の2名についても弾劾を可決し、いずれも懲戒法院に送付した。

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  • 出典:中央社 CNA
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