(中央社 桃園10日電)民進党所属の桃園市議会議員、張肇良が業者から賄賂を受け取り、農地に違法な倉庫を建設するのを助け、当時の農業局課長に働きかけて、この違法建築物の摘発・取り壊しを免れさせた疑いが持たれている。桃園地方検察署は10日、2人を汚職などの罪で桃園地方法院に勾留を請求し、いずれも認められた。
桃園地検の調査によると、張肇良は民国110年から112年(西暦2021~2023年)にかけて、桃園市政府顧問および市議会議員の身分を利用して業者から賄賂を受け取り、農地への違法倉庫建設を支援。桃園市政府農業局の当時の農地管理科科長に働きかけ、この違法倉庫が摘発・取り壊しを免れて使用できるようにした疑いがある。桃園地検は9日に家宅捜索を実施し、10日未明に汚職などの罪で張肇良と元科長の勾留を請求した。
桃園地方法院は10日夕方に勾留質問を行い、張肇良は犯行を否認したが、関係者の証言や押収した携帯電話のメッセージのスクリーンショットなどの証拠があり、張肇良が当該の鉄骨造りの建物が農業用ではないことを認識しながら、合法的な農業用資材置き場や温室の申請を装って家具倉庫という違法目的を達成するための支援を約束したことを認めていることから、裁判所はその弁解は信用できず、被告の犯罪嫌疑は重大であると判断した。
裁判所は、本件には多くの関係者が関与しており、張肇良と元科長および潜在的な共犯者との間の犯意の連絡や行為の分担などの重要な事実については、さらなる捜査が必要であると指摘。張肇良が元桃園市政府顧問であり、現在も桃園市議会議員であること、また本件が法定の最軽刑が5年以上の重大犯罪であることを考慮し、本日から2か月間の勾留と、接見、通信、および物件の受け取りの禁止を決定した。
裁判所は、元科長については犯行を認める態度を示しているものの、その供述内容は実質的に図利罪の嫌疑を否認するものであると指摘。関係者の証言や張肇良の押収携帯電話のメッセージスクリーンショットなどの証拠があるにもかかわらず、違法性について明確に説明できず、取り調べでは「忘れた」「単なる過失だ」と弁解しており、明らかに責任を軽くしようとしていると判断した。
裁判所は、証言により元科長の犯罪嫌疑は重大であり、事件の解明にはさらなる捜査が必要であり、他にも関与した公務員がいる可能性があると指摘。元科長が現在、桃園市政府農業局の専門委員という高い地位にあること、また本件が法定の最軽刑が5年以上の重大犯罪であることから、共犯との連絡や証拠隠滅の虞があると認め、本日から2か月間の勾留と、接見、通信、および物件の受け取りの禁止を決定した。(編集:李亨山)1150610
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- 出典:中央社 CNA
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