台湾初の国産衛星コンステレーション「フォルモサット8号」の初号機「ツェッペリン」が昨年11月に軌道投入され、今年1月から正式な撮影任務を開始した。国家宇宙センターは本日、台湾を撮影した15枚の画像を公開し、台北橋と淡江大橋、桃園航空都市、清水断崖、そして九棚国家射場予定地などが写っており、国民と共に台湾の姿を見ることができる。

フォルモサット8号は台湾初の国産光学リモートセンシング衛星コンステレーションであり、その初号機(FS-8A)は、亡き齊柏林監督の台湾を守る精神を受け継ぎ、「ツェッペリン」と名付けられた。ツェッペリン衛星が宇宙から台湾を見守り、記録することが期待されている。ツェッペリン衛星は昨年11月に軌道投入され、今年1月に正式な撮影任務を開始、2月には初の画像成果が公表された。そして本日、国家宇宙センターが新たな撮影成果を公開した。

国家宇宙センターが公開した15枚の画像には、台北港、台中港から高雄港までが写っており、埠頭の配置、コンテナヤード、大型船舶がはっきりと識別できる。さらに、淡江大橋、MITSUI OUTLET PARK 台中港、駁二特区そばの大港橋といった馴染み深いランドマークも見つけることができる。彰浜工業団地の画像では、太陽光パネル上の特殊な模様さえも鮮明に見える。

国家宇宙センターによると、桃園航空都市の画像では、桃園国際空港第3ターミナルの鮮やかなオレンジ色のボーディングブリッジが一目瞭然である。また、桃園から飛行機で出発したことのある人なら、窓の外に広がる貯水池の風景に見覚えがあるだろうが、この独特な地景も衛星によって完全に記録された。将来、屏東県九棚村に建設予定の国家射場も、今回の公開画像に含まれている。

国家宇宙センターの説明では、澎湖、小蘭嶼、亀山島などの離島の画像では、海岸線、海水の色の変化、豊かな地形の質感を見ることができる。詳細に拡大すると、澎湖の画像では整然と並んだ浅海の牡蠣棚や漁網が発見できる。また、清水断崖、小林村跡地、太麻里渓河口の画像では、4月3日の大地震やモラコット台風が残した地形の変化の痕跡を観察することができる。

国家宇宙センターによれば、光学リモートセンシング衛星の最大の天敵は雲であり、特に台湾北東部は雲量が多いことが多く、晴天の画像を撮影するのは容易ではない。例えば、秀姑巒渓の画像では、綿菓子のような雲がちょうど捉えられている。しかし、ツェッペリン衛星は毎日同じ場所を再訪する能力を持っており、過去と比較して、雲のない画像を捉える機会が格段に増えている。

国家宇宙センターは、この一連の画像が冬の比較的乾燥した季節に撮影されたため、広い川筋の中で実際に水が流れている範囲は比較的小さく、広大な河床が露出している様子が見られると指摘した。長期間の継続的な観測を通じて、異なる季節や天候下での環境の変化を記録することができる。将来的には、これらの画像は国土計画、防災救助、環境監視、農業管理、海洋観測などの分野で幅広く応用され、台湾を守るための重要な情報源となるだろう。

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  • 出典:中央社 CNA
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