(中央社記者 陳至中 台北10日電)行政院は先日、薬物と毒駕(薬物運転)対策プロジェクトを可決し、取り締まり強化と厳罰化を進める。國教行動聯盟は10日、毒駕の背後には少年が新興薬物に接触するリスクがあると指摘し、成人と少年の共犯処理、中退・高リスク少年、早期警戒メカニズムの不足を補うべきだと訴えた。

行政院長の卓榮泰は4日、源流抑止、取り締まり強化、毒駕の厳罰化という3つの戦略を発表。毒駕者は免許を取り消され、3年間再取得不可。毒駕で重傷または死亡させた場合、または2回目の毒駕は永久免許取消となり、車両は没収される。

國教盟は10日、台北で記者会見を開催。理事長の王瀚陽は行政院の迅速な対応を評価したが、毒駕の厳罰化は新興薬物の効果的な阻止にはならず、背後にある校園と少年のリスクに対して政策の不足をさらに補う必要があると述べた。

記者会見に出席した台湾共善促進協会秘書長の張文昌氏は、未成年の青少年が薬物供給チェーンに利用され、校園生活圏に浸透する節点になっていると指摘。最近の刑事局の薬物捜査では、数百人の学生薬頭が逮捕された。

國教盟は「少年事件処理法」の改正を提案し、「成少共犯案件特別程序」の専章を追加。成人と少年の事件が分流されることで生じる捜査の分断、強制処分の非同期、少年共犯の証言機会の喪失、上流への溯源の困難さを解決し、犯罪組織が少年司法の保護傘の背後に隠れられないようにする。

また、國教盟は、すでに中退、離校、長期欠席、薬物関与、詐欺関与、または幫派(ギャング)に勧誘された疑いのある少年に対し、教育、社政、警政、司法、衛政、毒防センターが共同で連携する追跡・紹介メカニズムを別途構築し、子どもが離校したら国家の保護から外れることがないようにすべきだと提案した。

國教盟はさらに、台湾の新興薬物の早期警戒および報告・リスト化メカニズムには明確で客観的な基準が欠けており、早期警戒の効果に影響を与える可能性があると指摘。早期警戒メカニズムを確立し、毎月監視ダッシュボードを公表し、検査、警政、司法、医療、毒防センター、校安、社政、ネット販売のシグナルを統合し、関係者が早期にリスク動向を把握できるようにすべきだと述べた。(編集:張銘坤)1150610

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース