(中央社記者 潘姿羽 台北10日電)台湾株式市場の投資熱の中で、最近「四貸同堂」という現象が話題となり、立法委員からは系統的リスクの懸念が示された。これに対し、中央銀行総裁の楊金龍氏は10日、資金の株式市場への流れ込みは確かに以前より速くなっているが、金融監督管理委員会(金管会)が引き続き注視しており、個人的には「系統的リスクにはまだ程遠い」との見解を示した。
台湾株式市場の投資熱の中で、最近投資家の間では「四貸同堂」、すなわち住宅ローン、自動車ローン、信用ローン、株式融資を同時に活用して市場に参入する方法が話題となっている。民進党の立法委員・郭国文氏は10日、立法院財政委員会で、政府は「四貸同堂」による株式市場への資金流入状況に対して、系統的リスクを回避するための統合的な監視メカニズムを検討すべきかどうか質問した。
楊金龍氏は立法院財政委員会でこの質問に答え、金管会が継続的に注視しているが、現時点の観察では「系統的リスクにはまだ程遠い」と述べた。
国民党の立法委員・頼士葆氏は、最近の外資による大規模な台湾株売却について、台湾株式市場が外資の「現金自動預払機(ATM)」と化しているのではないかと質問した。
楊金龍氏は、台湾株式の配当が厚いため「外資は台湾株式に非常に興味を持っている」と述べ、現在の株価指数が高水準にあるため、外資の資金出入り額も拡大するのは自然な現象だと説明した。6月以降、外資は少なくとも50億米ドルを国外に送金しているが、外資にとって「50億米ドルは高額ではない」と述べた。
さらに、最近の台湾株式市場の調整について「健全な調整だと思う」と述べ、「株式市場は上昇だけでなく、下落も必要だ」と付け加えた。(編集:潘羿菁)1150610
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