(中央社記者 張建中 新竹11日電)半導体受託製造大手のTSMC(台湾積体電路製造)は2025年第4四半期の現金配当の権利落ちを11日に行い、わずか24秒で権利落ちを解消しました。TSMCが四半期配当に移行して以来、権利落ち当日に解消したのは22回目となります。

TSMCの2025年第4四半期の1株あたり現金配当は6.00003573台湾ドルで、本日権利落ちしました。総額は1555.95億台湾ドルで、7月9日に支払われる予定です。この権利落ちにより、台湾加権指数は約47.84ポイント押し下げられました。

TSMCは2019年から四半期配当に移行し、これまで27回の権利落ち全てで権利落ちを解消しています。そのうち21回は権利落ち当日に迅速に解消し、最長でも15営業日で解消しました。

米国株式市場の下落と、TSMCの米国預託証券(ADR)が4.48%下落した影響を受け、TSMCの株価は本日ギャップダウンで始まり、寄り付きは10台湾ドル安となりました。しかし、買い注文が殺到し株価は上昇、わずか24秒で権利落ちを解消し、権利落ち当日の解消記録を22回に伸ばしました。

TSMCの董事長兼CEOである魏哲家氏は5月時点で745万2349株を保有しており、約4471万台湾ドルの配当を受け取ることになります。行政院国家発展基金管理会は16.537億株を保有しており、約99.22億台湾ドルが入金される見込みです。

TSMC創業者の張忠謀氏は2018年6月の引退前に1.25億株を保有しており、引退後も保有株を処分していなければ、約7.5億台湾ドルの配当を受け取ることになります。(編集:張均懋)1150611

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