(中央社 記者 頼于榛 台北11日電)国産落花生の価格が下落している問題で、行政院の卓榮泰院長は11日、農業部、公平交易委員会、法務部に対し、直ちに落花生の産地で合同査察を実施し、買い叩きなどの不法行為を断固として取り締まり、農家の権益を守るよう指示した。

最近の国産落花生価格下落は、農家の間で台米対等貿易協定(ART)への期待が影響しているとの見方がある。陳駿季農業部長は10日、特定の人物や業者がARTを理由に落花生価格を引き下げているとのメディア報道は虚偽情報であり、誤った情報や未実施の政策で産地価格に影響を与えるべきではないとして、査察を開始すると述べていた。

行政院の李慧芝報道官は11日の行政院会議後の記者会見で、陳駿季農業部長が会議で国産落花生価格について言及したと説明した。落花生の収穫は初期段階だが、大雨で中断しているところに、虚偽のメディア報道があり、農家が価格下落を恐れて不安になっているという。

陳駿季農業部長は、収穫初期の価格は後期の価格を反映しないため、合同査察を開始し、虚偽の噂による農家の不安と落花生価格への影響を防ぐ必要があると述べた。

行政院は会議後のニュースリリースで、卓榮泰院長が会議で指示した内容を発表。農業部、公平交易委員会、法務部は直ちに落花生産地で合同査察を実施し、買い叩きなどの不法行為を断固として取り締まり、農家の権益を守る方針を示した。

ARTが台湾農業に与える影響について、李慧芝報道官は記者会見で、農業部は既に関係農業県市と十分に協議・説明を行っており、同時に体系的な市場区分対策を提案すると述べた。その内容は、1. 農業部が台湾落花生標章を設計し、経済部智慧財産局に審査を提出、遅くとも7月中旬に公表する。2. 農業部は衛生福利部と落花生加工品の原料産地表示について協議中。

李慧芝報道官は、農業部は引き続き落花生価格を注視し、必要に応じて適切な支援措置を講じると述べた。(編集:蘇志宗)1150611

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  • 出典:中央社 CNA
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