(中央社記者 林巧璉 高雄11日電)高雄市青年局長の林楷軒氏は近日、代表団を率いて日本の熊本県を訪問し、熊本県政府および熊本市のスタートアップ拠点と交流を展開した。半導体クラスターの下での青年の就業・創業、人材育成、国際的なスタートアップ協力を深化させることを目指している。

青年局によると、今回の訪問は、高雄市長の陳其邁氏が3月の訪問中に署名した国際協力の成果を具体化するものである。陳其邁氏は3月、日本の熊本県および米国アリゾナ州と「経済交流促進覚書」を共同で署名し、半導体サプライチェーン協力を推進した。また、高雄市、熊本市、米国サンアントニオ市は「スタートアップ産業協力覚書」を署名し、米日台の三方向によるスタートアップ協力メカニズムを構築した。

代表団は熊本県知事の木村敬氏、商工労働部長の上田哲也氏、県議会議員の溝口幸治氏と会談し、半導体産業の発展下における人材交流と若者の定着促進の課題に焦点を当てた。木村知事は、TSMCの日本子会社JASMの工場設立に伴い、熊本と高雄の交流はさらに緊密になっており、将来は次世代の若者を支援することを核として協力を深化できると述べた。

林楷軒氏は、来年は高雄市と熊本県・熊本市が友好都市提携を結んで10周年を迎えると述べた。双方はこれまで観光、教育、文化、産業などの分野で良好な交流を築いてきたが、今年初めて青年の就業・創業の課題を協力範囲に加えた。拠点の連携、産業マッチング、定期的な交流を通じて、若者により広い国際的な舞台を開拓したいと述べた。

今回の代表団は、今年4月に高雄の駁二Pinwayと協力覚書を締結した熊本市のスタートアップ拠点「XOSS POINT.」も再訪問し、地元のスタートアップ支援とリソース連携のモデルを視察した。青年局によると、熊本市は近年スタートアップ産業の発展に全力を注いでおり、2025年に日本内閣府から「創業エコシステム拠点都市」に選定され、スタートアップ企業の海外市場開拓を継続的に支援している。

林楷軒氏は、高雄は今年「遊牧台灣-高雄拠点」計画を開始したと述べた。今後はXOSS POINT.とより緊密に協力し、スタートアップビザやデジタルノマド人材に関する交流メカニズムを構築し、国際的な人材とスタートアップチームのシームレスな連携を促進する。

さらに、代表団は熊本青年会議所(JC)とも交流し、TSMCの工場設立がもたらす若者への機会と課題について意見を交換した。また、姉妹会締結を推進することで合意し、二国間の青年パートナーシップの深化を目指す。(編集:黄名璽)1150611

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:イベント
  • 関連組織:JASM
  • 原文内の日付2025年4月(XOSS POINT.とPinwayのMOU締結) / 2025年(熊本市が創業エコシステム拠点都市に選定)
  • 製品・サービス:人材交流プログラム