(中央社記者 王揚宇 台北12日電)中国公務船が初めて太平島の禁止水域に侵入し、議論を呼んでいる。民進党立法院党団の総召蔡其昌氏は本日、取材に対し、こうした行動は台湾国民の反感を強めるだけであり、両岸関係をますます遠ざけると述べた。

2隻の中国公務船が初めて太平島の禁止水域に侵入したことを受け、海洋委員会海巡署は11日、報道資料を通じて厳しく非難した。同署は、これはグレーゾーン侵擾のエスカレートであり、管轄権の虚偽的主張を演出するもので、国際法および海洋法条約に違反し、国際秩序への挑戦であると指摘した。

この問題について、蔡其昌氏は本日、立法院で記者団の取材に応じ、中国のこうした行動は台湾国民の反感を一層強めるだけだと強調した。また、中華民国の主権を侵害する行為は、両岸関係をますます遠ざけ、台湾住民の中国に対する不満と敵意をさらに高めると述べた。

蔡其昌氏は、中国のこのような行動は、両岸の平和的・安定的な発展や、台湾海峡の平和的進展に何の貢献もしないと指摘。台湾は中国に対して自制を繰り返し求めているが、中華民国の存在は事実であり、すべての国民が中華民国の安全と利益を守るべきだと訴えた。

記者から、米国国家安全保障当局が台湾に対して国防予算をGDPの10%まで引き上げるよう要請していることについて問われたのに対し、蔡其昌氏は、国防予算は国家の実際の需要に基づき、米国当局と協議して決定されるべきだと述べた。前回の軍事購入では、双方が協議した金額は新台湾ドル1.25兆元だったが、国民党が反対したと指摘。重要なのはGDP比ではなく、台湾の実際の防衛ニーズであるが、国民党はこれを支持しないと批判した。(編集:蘇志宗)1150612

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  • 出典:中央社 CNA
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