(中央社記者 蘇志畬 台北11日電)27歳の旅米投手・劉致榮がボストン・レッドソックスから放出された。現在も海外挑戦を最優先としているが、中華職業野球・味全龍の総監督である葉君璋氏は、台湾に戻ればより大きな成長の余地があると指摘した。一方で、「他球団はリスクを取るべきではない」と半ば冗談めかして語った。
劉致榮は今朝、自身のSNSを通じて投稿し、レッドソックスに「米国でプレーする夢を叶えてくれたことに感謝する」と述べた。また、過去3年間は怪我に悩まされ、困難な時期を多くの人の支援で乗り越えてきたと告白。しかし、「これからも挑戦を続けていく」と決意を示した。
味全龍は今年の中職ドラフトで全体2位の指名権を保有している。葉君璋監督は本日、メディアの取材に応じ、劉致榮についての印象を問われ、「球がとても速い」と簡潔に評価した。
過去の関わりについて振り返り、葉監督は2019年に味全龍が中職に復帰した際、劉致榮にドラフト参加の意思を確認したと明かした。その後、彼がすでに海外挑戦を決意していたことを知ったという。葉監督は、劉致榮の運動能力の高さを称え、「当時は打者としての評価が高かったが、海外進出を見据えて投手としての強化を図った」と語った。
劉致榮のエージェントは、今後も海外挑戦を最優先する意向を表明している。しかし、葉監督は現実的な観点から、怪我の履歴がある中で米国に残留するのは難しいと分析。一方で、台湾の球団であれば、より大きな調整の余地と成長のチャンスを提供できると指摘した。
葉監督は率直に、「劉致榮がドラフトに参加すれば、確実に指名される。問題はどの巡目かだ」と述べた。しかし、すぐにユーモアを交えて、「彼の怪我の状態がはっきりしない以上、他球団はリスクを取るべきではない。リスクが大きすぎる」と笑いながら付け加えた。(編集:龍柏安)1150611
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