(中央社嘉義県12日電)総事業費が新台湾ドル9,700万円を超える嘉義県消防局第二大隊新港分隊の新庁舎建設工事が12日に起工式を迎え、完成・運用開始後は新港地区の総合的な防災・救災能力を強化し、消防職員の業務効率を向上させ、住民の安全を守ることになる。

消防署の簡萬瑤副署長、嘉義県の翁章梁県長、消防局の蔡建安局長、新港郷の葉孟龍郷長らが12日、祭祀と起工式を執り行い、工事の安全と順調な進行を祈願した。

翁章梁県長は式辞で、新港分隊の庁舎は長年の使用により、空間や設備が現代の消防業務のニーズに徐々に適応できなくなっており、地域の発展や人口活動の増加に伴い、各種災害対応や緊急救助案件も年々増加していると述べた。新港地区全体の防災・救災能力を強化するため、県政府は中央政府に事業費を申請し、現代的で専門的かつ多機能な消防庁舎を建設するとした。

蔡建安局長は、総事業費は9,705万2,000台湾元で、中央政府補助が3,052万6,000台湾元、県の自己資金が6,652万6,000台湾元であると説明。3階建ての庁舎を建設し、事務室、待機スペース、機材室、車庫、訓練スペースなどの施設を整備する計画だと述べた。また、より充実した救災・救護設備を導入し、第一線の消防職員の各種業務の効率と安全性を向上させるとした。

簡萬瑤副署長は、県政府が限られた財政資源の中でも消防建設と人材ケアの経費を継続的に投入していることに感謝を表明。消防職員の危険手当の引き上げ、老朽化した庁舎の新築・改修工事の推進、救急車の設備更新、消防車両の買い替えなどを含め、消防の救災能力と勤務環境を全面的に向上させていると述べた。

葉孟龍郷長は、従来の消防分隊は新港市街地にあり、奉天宮に隣接していたため、地域の重要な祭典や大規模イベントの際には周辺道路が頻繁に渋滞し、交通に影響を及ぼすだけでなく、消防や緊急救助の迅速な対応を遅らせる可能性があったと指摘。今回の新築移転先は郷公所の近くで、道路状況がより整備され通行スペースも広いため、将来的に関連問題が効果的に改善され、救災・救護の効率が向上すると述べた。(編集:梁君棣)1150612

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:政策