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(中央社記者 蘇志畬 台北12日電)中華職棒味全龍隊野手張政禹の連続14回盗塁成功が昨日途切れた。しかも、その阻止を決めたのは自身の弟・張士綸だった。張政禹は、チームメートの郭天信の記録を更新できなかった悔しさを語るとともに、今年の出塁意識や盗塁に対する心構えの変化についても明かした。
張政禹は昨日の第1回、二塁盗塁に成功し、通算14回連続盗塁成功を達成。これは味全龍チーム史上4位の記録で、郭天信(24回)、呉東融(20回)、デイシー(16回)に次ぐものとなった。
しかし第3回、再び二塁を狙った張政禹は、当初「盗塁成功」と判定されたが、兄弟象がチャレンジを行使。リプレー検証の結果、張政禹の手が一時的に塁を離れており、兄弟象の二塁手・張士綸のグローブが張政禹の体に接触していたことが判明。判定は「アウト」に覆された。
実弟・張士綸に記録を断たれたことについて、張政禹は「彼はよくやった。フォロータグ(継続的接触)が完璧だった」と評価した。また、張士綸が一軍で落ち着いたプレーを見せている理由について、「江坤宇や岳東華といった先輩たちの模範、そしてコーチ陣の指導が大きい。自分があれほど影響を与えたとは思わない」と語った。
郭天信の記録を更新できなかったことについては「まだ遠いし、捕まえられてむしろ良かった。これからはもっと積極的に走れる」と前向きに話した。記録が10回を超えるまでは意識していなかったが、それ以降は「8~9割の確信がないと走らなくなった」と、戦略の慎重化を明かした。
昨年は13盗塁成功・10盗塁失敗だったが、今年上半期時点で14盗塁成功・1失敗と飛躍的な向上を遂げている。その要因として、攻撃統括コーチ・タイガー・ピーターソンの言葉「君のスピードなら、盗塁成功率5割程度ではもったいない」を挙げた。
ピーターソンは、走力が突出していない米大リーガーのフアン・ソトが、判断力と技術で高い盗塁成功率を誇っている例を挙げた。張政禹も「ここ数年の経験を通じて、球数や走者状況、投手と捕手の組み合わせに応じて、走るべきか、どう走るべきかをより意識できるようになった」と語った。
「多くの盗塁を成功させるには、まず出塁することが前提」と張政禹は強調した。今年は選球眼に磨きをかけ、「なんでこんな球を打ってしまったのか」と後悔する場面が減った。その結果、四球率が9.09%と昨年を上回っている。最後に彼は笑いながら「性格にも違いがある。物事をゆっくり捉えるようになると、見え方がはっきりする。焦ると、実は多くの判断時間を失ってしまう」と語った。(編集:陳仁華)
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