(中央社リマ11日綜合外電報導)ペルー全国選挙審査委員会は本日、大統領選挙の異議申し立て票の審査を開始した。開票はほぼ完了しているが、両候補の得票差は極めて僅差である。
ロイター通信によると、ペルーの元独裁大統領の娘で保守派のケイコ・フジモリ氏は、昨夜、海外投票の上乗せにより徐々にリードを広げ、得票率は50.002%となった。左派のロベルト・サンチェス氏の得票率は49.998%で、1800万票のうち両者の差はわずか約600票である。
ペルー全国選挙手続き局(ONPE)によると、98%以上の票の開票が完了しており、残りは主に異議申し立て票である。全国9万以上の投票所のうち、未開票はわずか9か所となった。一方、約1600の投票所、約40万票に関わる案件が全国選挙審査委員会(JNE)に送付され、審査が行われる。
審査は数週間続くと見込まれている。異議申し立て票の大半はリマ首都圏からのもので、ここはフジモリ氏の票田である。
ペルーの金融市場は、今月5日の売り浴びせの影響からほぼ回復している。売り浴びせの要因は、サンチェス氏の支持率上昇であり、同氏はペルーの鉱業に過度に依存する経済の改革を公約に掲げていた。ペルーの主要株価指数は本日3.94%上昇して取引を終え、通貨ソルも対ドルで0.56%上昇し、1ドル=3.39ソルとなった。
開票過程では、両候補は一貫して接戦を繰り広げてきた。フジモリ氏は出口調査で優勢だった一方、サンチェス氏はイプソス(Ipsos)のクイックカウントで微差ながらリードしていた。このクイックカウント方式は過去の選挙結果を正確に予測していた。(編集:洪培英)1150612
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース