中央通信

(中央社記者 李宗憲 バンコク17日特電)タイで初となるクリエイティビティとキャラクターIPを融合したアート展が、明日からバンコクで開幕する。本展には台湾、アメリカ、日本など10カ国以上から、60以上のギャラリーやアーティストが参加する。主催者は「自由に開花する」をテーマに掲げ、アジア各地のアーティストや新進クリエイターが才能を発揮できる創造的空間の提供を目指している。

タイ初の国際クリエイティブ・IPアート展「THΞPOP 2026」は、6月18日から21日まで、バンコクのセントラルワールド(Central World)ショッピングセンターのPulseエリアで開催される。主催するバンコクコンテンポラリーアートフェア(BCAF)によると、本展は従来のアートやトレンドトイのマーケットとは異なり、キャラクターIPを核とした専門的なプラットフォームとして位置づけられている。

BCAFの執行役員である楊晴莉氏は中央社に語り、長年にわたりアート取引や展覧会の企画に携わってきた中で、多くのクリエイターが豊かな創造力を有しながらも、市場や潜在的なパートナーとつながる機会に乏しいことに気づいたと述べた。その課題を解決するため、IPを中核とする国際展覧会の開催を決断したという。

彼女は、近年、キャラクターIPやコレクタブル、関連ライセンス市場への関心が高まっていると指摘。「今回の展覧会は単なる展示会ではなく、包括的なエコシステムを構築し、次世代のクリエイターがバンコクを起点に自らのIPを国際舞台へと展開する支援を目指している」と語った。

展示のハイライトとして、台湾のイラストレーター・陳又凌の特別展示が注目される。楊氏によれば、陳又凌はこれまで絵本やイラストレーションで知られてきたが、今回は猫をテーマにした陶芸作品も併せて展示し、異なるメディアを越えた表現の可能性を観客に示すという。

また、台湾発の人気IP「黄阿瑪の後宮生活」、アメリカのハンドメイドブランドSpace Rabbit Studio、香港のトレンドトイブランドFools Paradiseなども出展を予定している。

主催側は、ライセンスマッチングイベントも同時開催し、国際バイヤーや業界関係者の参加を呼びかける。これにより、クリエイター、ブランド、バイヤー間の交流を促進し、アジアのクリエイティブコンテンツとIP産業の協働機会を拡大する狙いがある。(編集:張芷瑄)1150617

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FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:イベント
  • 関連組織:Space Rabbit Studio / Fools Paradise
  • 製品・サービス:THΞPOP 2026 / IPアート展示