中央研究院(中研院)で18日、院長の交接典礼が執り行われ、第13任院長として陳建仁氏が就任した。任期は2026年6月21日から2031年6月20日まで。式典には蕭美琴副総統が監交人として出席し、廖俊智氏から陳建仁氏へ印信が引き継がれた。蔡英文前総統、李遠哲元院長らも列席した。
蔡英文氏は来賓祝辞の中で、廖俊智氏がこの10年間で成し遂げた制度の更新や「世界の頂点に立つ研究」「社会的責任の遂行」「卓越した人材の誘致」という3大ビジョンの実現を高く評価した。特に、人類史上初のブラックホール影像の発表への参加や、自社製の20ビット超伝導量子チップのシステム導入、そして2024年の南部院区の正式稼働といった具体的な成果を挙げ、「台湾の学術的エネルギーを蓄積し、科学研究の力を南部に根付かせた」と称えた。
廖氏が退任時に白髪が増えたことに対し、蔡氏は「感謝とともに申し訳なさを感じる」と感極まった様子で語り、今後も廖氏が社会に関与し続けることを期待した。
また、新院長の陳建仁氏について蔡氏は、副総統や行政院長を歴任した際の「温和で誠実、かつ揺るぎない信念」と「学者の厳謹さ、公僕の粘り強さ」を強調。気候変動や地政学的変動、AIの急速な進歩といった複雑な課題に直面する中で、陳氏が中研院を率いて前瞻的な意見を提示し、国家発展の学術的根基を深めることに強い信頼を寄せた。
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:人事
- 製品・サービス:20ビット超伝導量子チップ / 量子コンピュータシステム