(シドニー 8日 中央社)台湾の友好国ツバルは8日、中国が太平洋で核弾頭搭載可能な潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を試射したことに対し、「深刻かつ重大な懸念」を表明し、大国に対し太平洋を兵器実験場としないよう呼びかけた。
AFP通信によると、中国人民解放軍海軍の戦略原子力潜水艦が6日正午12時1分、「訓練用の模擬弾頭」を搭載した潜水艦発射戦略ミサイルを発射した。監視機関によると、このミサイルはソロモン諸島、ナウル、ツバルの間の太平洋海域に落下したとみられる。
ツバルのフェレティ・テオ首相は、中国が核兵器能力を持つ弾道ミサイルを試射したことに対し、ツバルは他の太平洋地域の指導者らと共に「深刻かつ重大な懸念と失望」を表明すると述べた。
テオ首相は声明で、中国の今回の行動は太平洋諸国が非核化地域を建設したいという訴えに反すると指摘し、「大国は太平洋を兵器実験場としないよう」呼びかけた。
一方、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は8日、太平洋島嶼国の指導者らが中国の今回のミサイル試射を非難する「極めて強い文言」の共同声明の発行を検討していると述べた。
同首相はオーストラリア第3の都市ブリスベンで記者団に対し、太平洋諸島フォーラム(PIF)が現在、声明草案を18の加盟国に送付し支持を求めていると説明した。その後、パプアニューギニア、トンガ王国、サモアの指導者らと会談する予定だという。
アルバニージー首相は、太平洋諸国が団結して中国に強いメッセージを送ることを希望すると述べた。
オーストラリアとフィジーは6日、共同防衛関係を締結する協定に署名したばかりで、中国はそのわずか数時間後にミサイルを試射した。
フィジーのピオ・ティコドゥアドゥア国防相はオーストラリア放送協会(ABC)のインタビューで、中国駐フィジー大使館に対しミサイル発射を行わないよう警告したと述べ、「ミサイル試射は双方の尊重と信頼に資さない」と語った。
同相は、弾道ミサイルの軌跡を監視できる中国の調査船「遠望5号」がフィジーの港に停泊中に試射が行われたことは、「奇妙な偶然」だと付け加えた。(編集:蔡佳敏)1150708
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:国际新闻