2026年のワールドカップで、スペインとフランスの激戦が繰り広げられる。大会前の本日は、スペインの若きスター、ラミネ・ヤマル(Lamine Yamal)の19歳の誕生日だ。彼は、同じ年齢でワールドカップを制したライバル、キリアン・ムバペ(Kylian Mbappe)に倣いたいと語っている。

アガプトン通信によると、ヤマルは準決勝でムバペが率いるフランスと対戦することになる。ムバペは2018年のワールドカップ決勝で1ゴールをあげ、フランスがクロアチアを4対2で破り優勝する立役者となった。当時、彼は19歳と207日で、1958年に17歳で決勝ゴールをあげたペレ(Pele)以来、史上2人目のワールドカップ決勝戦での得点を記録した若手選手となった。

それ以来、ムバペはワールドカップと深い縁を持ち、3大会連続でフランス代表として出場している。一方、ヤマルにとっては初のワールドカップであり、ムバペが今大会で8ゴールをあげているのに対し、ヤマルはまだ1ゴールにとどまっている。

しかし、ヤマルもすでに大きな舞台で名を馳せている。2024年の欧州選手権の準決勝で、ムバペ率いるフランスと対戦し、見事なゴールをあげてスペインが2対1で勝利した。

このゴールは、彼が17歳になる4日前のもので、スペインはその後イングランドを破って欧州選手権を制覇した。ヤマルは大会最優秀若手選手にも選ばれた。

これほど若くしてすでに輝かしい実績を持つ彼だが、今大会でさらに強い印象を残そうと焦っている様子だ。その焦りが災いしてか、太ももの裏側の筋肉を痛め、所属クラブのシーズン終盤戦を欠場した。そのため、ワールドカップ開幕に間に合うかどうか疑問視されていた。

ラ・リーガの名門、バルセロナに所属するヤマルは、5月下旬に「けがが重傷だったらどうしよう、軽傷でも再発を繰り返してワールドカップに出られないかもしれない」と不安を吐露していた。

今大会初戦では控え選手として出場し、カーボベルデと0対0で引き分けた。続くサウジアラビア戦では先発出場し1ゴールをあげ、スペインが4対0で勝利したが、ハーフタイムで交代した。以降の試合でも毎回先発しているが、それ以降はゴールをあげられていない。この状況が彼に影響を与えている可能性がある。

スペイン代表キャプテンのロドリ(Rodri)は昨日、「(ヤマルは)時々、自分の焦りを落ち着かせる必要があると思う。彼は自分がチームにどれだけ重要かを、あまりにも強く示したいと思っているからだ」と語った。

ロドリは続けて、「彼はあの欧州選手権ですでに成熟した姿を見せている。2年歳をとった今、彼の能力に驚くべきことはないはずだ」と付け加えた。

ヤマルの現在のパフォーマンスが限定的であるため、スペインはかつて欧州選手権で相手を圧倒した鋭い縦への攻撃を欠いている。一方、フランスは当時欠けていた鋭さを取り戻しており、今大会で最も勢いのある攻撃陣を持っている。

27歳のムバペは、8ゴールをあげてリオネル・メッシ(Lionel Messi)と並び、得点王争いのトップに立っている。メッシが持つワールドカップ通算21ゴールの記録まで、あと1ゴールに迫っている。

「ハットトリック」とは、もともとクリケットで投手が連続して3人の打者をアウトにすることを指すが、現在はサッカーで1人の選手が1試合で3ゴール以上をあげることを意味する。

ヤマルとムバペは、それぞれの国だけでなく、世界的にも有名なアイドル的存在であり、現代ヨーロッパの多文化社会を象徴する若手スターである。

ムバペは経験が豊富で、ワールドカップ優勝経験もあり、英語での発言も自信に満ちており、今大会の象徴的な存在の一人となっている。

ヤマルのオフの知名度はまだ追い付いていないが、ピッチ上でのムバペに対する成績は非常に優れている。過去2年間、両者は頻繁に対戦しており、ヤマルが所属するバルセロナと、ムバペが所属するレアル・マドリードはライバル関係にある。これまでに、クラブ・代表を問わず、ヤマルがムバペと対戦した10試合中、8試合で勝利している。(翻訳:屈享平)1150713

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