台湾虎航は本日、エアバスの最新世代「Airspace」客室設計を導入すると発表した。新機は7月16日から正式に運航を開始する。

台湾虎航はプレスリリースで、自社が新たに導入するA320neo機(機体番号B-50031以降)について、フランス・トゥールーズの工場からの納機過程で5%の持続可能な航空燃料(SAF)を使用するとともに、エアバスの最新「Airspace」客室設計を全面的に採用すると発表した。

初の新A320neo Airspace機は、台湾虎航の邱彰信総経理が率いるチームがトゥールーズ工場で直接引き取り、帰国した。

新客室は、搭乗と同時に旅客に新鮮な印象を与える設計となっている。迎賓エリアには新しいドアフレーム、内装パネル、流線型の天井が採用され、搭乗、機内サービスなどシーンに応じて変化するLED情景照明により、広々とした空間感が演出される。

客室床面には、前後部に「クールブラック雲模様」の航空機グレード素材が導入され、従来の単調なプラスチック床の印象を打破。この素材は機能性も強化されており、頻繁な通行区域に適した微細な凹凸テクスチャにより、歩行時のグリップ力を向上させている。

座席については、Recaro製の次世代R2 Swift人体工学シートを全席に採用。背もたれ部分にはUSB Type-AおよびType-Cのデュアル充電ポートに加え、現代旅客の「持参端末(BYOD)」利用を支援するスマートデバイスホルダー(PED Holder)も搭載されている。

トイレ設備も刷新され、抗菌性表面材とLED白色照明を全トイレに導入。前方トイレには「PRM対応のバリアフリー便所」を設置し、車椅子用スローププレート、移乗補助座、ダブルコールボタンを備える。

また、客室乗務員が操作可能な「明るさスイッチ」を追加し、ドア開閉時に照明が自動で暗くなることを防止。これにより、移動に制限のある旅客に対する安全性と視認性が向上する。

台湾虎航の新Airspace機は、7月16日から正式に運航を開始する。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:新製品
  • 関連組織:Recaro