(中央社ワシントン13日総合外電報道)アメリカ大統領のトランプ氏は本日、行政命令に署名し、ユタ州にある2つの国立保護区の面積を現在の10分の1まで大幅に縮小した。これにより、これまで保護されていた数百万エーカーの土地が、化石燃料の採掘や鉱業利用のために開放されることになった。

アフロ通信によると、トランプ氏(Donald Trump)はホワイトハウスで開かれたイベントの場でこれらの公告に署名し、ユタ州知事や連邦上院議員ら共和党の役人が立ち会った。彼はこの措置を「連邦政府の長年にわたる権力の過剰拡大を是正するもの」と位置づけた。

トランプ氏は「我々は、ユタ州および我が国の国民に深く影響を与え、非常に重要な措置を実行している」と述べた。

この動きにより、10年にわたる対立が再び激化している。

トランプ氏は2017年の初任期中に、すでにこの2つの国立保護区の縮小を試みたが、その後のバイデン大統領が2021年にその面積を元に戻していた。

当時の措置では、ベアーズイヤー国立記念物(Bears Ears National Monument)の面積が85%削減され、グランドステアケース・エスカランテ国立記念物(Grand Staircase-Escalante National Monument)は45%縮小された。今回の縮小はさらに規模が大きく、それぞれ91%90%に達している。

最新の行政命令では、一連の重要鉱物やエネルギー資源が列挙されており、これらがアメリカの資源自立と国家安全保障にとって極めて重要であると強調している。

グランドステアケース・エスカランテ国立記念物は、190万エーカーにわたり、豊富な化石資源を有している。この保護区は1996年に当時のクリントン大統領(Bill Clinton)によって国立保護区に指定された。

一方、135万エーカーの面積を持つベアーズイヤー国立記念物は、地元の先住民族にとって神聖な文化的遺跡が多数保存されていることから、2016年にオバマ大統領(Barack Obama)によって設立された。(実習編集:陳湘雲/校正:楊昭彥)1150714

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース