中央通信

(中央社記者 張雄風 台北14日電)立法院会議は本日、国民党が提出した非核家族の公投案を二読に付すことを表決し、与野党の党団協議に付託した。全国廃核行動平台は、この提案が公投を軽視するものだと批判し、科学的・合理的な判断と民主的プロセスに基づいたエネルギー政策の確立を呼びかけた。

国民党は先日、産業発展と将来の電力需要に対応するため、台湾がエネルギー危機に陥ってはならないと指摘。核エネルギーに関する党版の公投を提出し、安定供給とエネルギー安全保障への社会的期待に応えるとしている。これは同党が一貫して主張する「核で緑を育てる」という現実的なエネルギー政策の方向性に合致していると強調した。本日の立法院会議で、この公投案は二読に付され、与野党の党団協議に回された。

全国廃核行動平台は本日、報道資料を発表し、今年末にも台湾で4度目の全国的核エネルギー公投が実施される見通しだと指摘。しかし、「一回また一回」と繰り返される公投は「国民の負担を増やし、財政を浪費する」と批判し、公投制度を軽視していると非難した。

廃核平台は、2025年5月17日に台湾が最後の原発を停止して以降、1年以上にわたり核エネルギーなしで電力供給が安定しており、大気汚染も継続的に改善していると指摘。これにより、「核エネルギーがなければ電力不足になる」という支持派の長年の脅しがすでに破綻していると主張した。

同平台は、核エネルギーを再び国のエネルギー政策に取り入れたいのであれば、正式な法案や予算、政策の実現可能性評価を提示し、広く市民の議論に付すべきだと訴えた。納税者のお金を無駄にし、無効な公投を繰り返すような不誠実な提案は避けるべきだと強調した。

また、この提案は、核エネルギーの発電比率がどの程度が適切か、どのくらいの時間とコストがかかるか、既存の原発の再稼働が安全かどうか、使用済み核燃料をどこに保管するか、現実的な原子力災害対応計画があるかどうかについて、一切の専門的評価を欠いていると指摘した。

廃核平台は、エネルギー政策は科学的・合理的な判断と民主的プロセスに基づくべきであり、政治的利用や社会の分断を招くような大衆迎合的な投票になってはならないと訴えた。台湾が目指すべきは、分散型で安全かつレジリエントなグリーンエネルギーの未来であると強調した。(編集:陳仁華)1150714

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース