(中央社記者 張謙 香港14日電)香港明報は本日、中国河北省三河市の複数の村で、村民が村が当局により「氾濫調整区域」に指定されたことに不満を抱き、先月12日の夜に集会を開いて抗議したと報じました。この際、当局職員と一時的に衝突が発生しました。

報道によると、ネット上に広がった動画では、三河市の皇莊鎮や後葛莊などの村民が、地元の堤防付近に集まり、当局が重機を使って河道を掘削し、洪水を村内に誘導する計画に反対している様子が映っています。

現場では、「後葛莊の皆さんが重機を持ち上げた」という声も聞かれ、村民と当局職員の間で一時的な衝突が発生しました。現場には警察官が警備にあたっていました。

報道は、河北省の複数の地域がこれまで「首都防衛」のための氾濫調整区域として指定されてきたと指摘しています。2023年8月、北京や天津などで豪雨が発生した際、北京の安全を確保するため、河北省は7か所の貯滞洪区で分洪作業を実施しました。この結果、河北省の霸州市で大規模な浸水が発生し、甚大な被害が出ました。家屋の倒壊や損壊が相次ぎ、数万人が住む場所を失いました。この際、住民の強い不満が噴出しました。

ネット上の情報によると、2023年8月に霸州市の村民が激しく抗議し、警察と肢体衝突に発展したのは、官製メディアが当初、浸水は降雨によるものだと報じていたためです。事態発生後、霸州市当局は公開書簡を発表し、分洪が災害の原因であることを認め、補償を約束しました。(編集:周慧盈)1150714

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  • 出典:中央社 CNA
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