中央社報道(記者・吳玟嶸 金門15日発)

台湾からの多数の旅客が金門を経由して小三通で中国大陸と往来しており、これが金門住民の交通利便性に影響を与えている。国民党所属の立法委員・陳玉珍氏は、民航局に対し、台金間の航空便における住民向け保留席を現行の3割から4割に引き上げること、および金門住民の優先待ち合わせ制度について、1週間以内に具体的な回答を提出するよう要請した。

陳玉珍氏の事務所が発表したプレスリリースによると、中継旅客の急増による台金便の混雑問題を解決するため、昨日、交通部航政司、民航局、航港局、金門県政府および2つの国内航空会社を招いて協議が行われた。

陳玉珍氏は、大三通の開通が遅れている一方で小三通の需要は旺盛であり、その結果、百万人規模の中継旅客が金門を往来している。そのしわ寄せとして、金門住民が台湾と金門の間を移動することが極めて困難になっていると指摘した。

一方、航空会社側は、今年1月から6月までの北金(台北―金門)航路における金門住民の機材使用率は3割を超え、中金(台中―金門)および高金(高雄―金門)航路でも2割5分に達しており、住民の利用に大きな支障はないとの見解を示した。金門県政府観光課は、5月から7月にかけて毎週金曜日、土曜日、日曜日、月曜日に緊急医療、奔喪、その他の緊急事態に備えて50席以上の機材を確保しており、現時点での利用率は4割であると説明した。

しかし陳玉珍氏は、現状の3割超えの確保席でも住民の交通需要を満たせていないとして、3割から4割への引き上げを改めて要請。また、金門住民の優先待ち合わせ制度についても、民航局が1週間以内に具体的な対応を示すよう求めた。

さらに、陳玉珍氏は、金門商港の旅客サービス料が現行160元では不十分だと指摘。金門港の旅客ターミナルのサービス品質、施設コスト、人件費などを考慮すると低すぎるとし、国際商業港と同様の460元以上に引き上げるべきだと主張した。国際商業港のサービス料は460元であることを踏まえ、金門港は国内港でありながら両岸間の小三通輸送の主要拠点として機能しているため、同水準の料金設定が妥当だと述べた。

陳玉珍氏は、金門県政府に対し、1週間以内に旅客サービス料を160元から460元に引き上げる提案をまとめ、航港局に送付するよう要請。航港局は1か月以内に交通部に審議を提出するよう求めている。(編集:李亨山)1150715

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  • 出典:中央社 CNA
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