台湾のマンゴーは果汁が豊富で香りが濃厚なため、長年にわたり美食家たちの心をつかんできました。しかし、これまで味わうには台湾を訪れる必要がありました。今年から、このオレンジと黄色をした果物がついにヨーロッパに進出します。最初の輸出先はフランスと英国です。
ロイター通信によると、ヨーロッパでは通常、インドやパキスタンなどからマンゴーが輸入されています。しかし、台湾ナチュラルハウスの陳俊雄会長は、台湾マンゴーの風味の良さが価格の高さを補って余りあると語っています。
彼は台中の果物包装工場でロイターに、「輸出用マンゴーの価格は本当に非常に高くなっています。今年は特に高価でしたが、それでも消費者は購入してくれました」と話しました。
台湾は先進半導体の生産で世界的に知られていますが、農業も古くからの基盤です。1895年から1945年までの日本統治時代には、パイナップルやバナナなどの農産物が輸出されていました。
台湾では昔からマンゴーの栽培が行われていましたが、甘みの強いアーモン種がアメリカから導入されたのは1950年代です。現在、アーモンは台湾を代表するマンゴー品種の一つとなっています。
昨年の台湾のマンゴー生産量は10万トンを超えていますが、輸出はごくわずかで、主に日本、香港、韓国向けです。
台東で15年間「夏雪マンゴー」を栽培している農家の游滄富さんは、今年、5箱をヨーロッパに試験的に出荷しました。すべて、EUの農薬残留基準などの厳しい規制を満たしています。
彼は、「選果や田んぼでの管理において、EUの基準は国内市場よりもはるかに厳しいです」と話しました。
また、游さんは「台湾で最高のマンゴーは夏雪マンゴーです。これはまさにマンゴー界のルイ・ヴィトン(LV)です」と自信を見せています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:新製品
- 製品・サービス:台湾マンゴー / 夏雪マンゴー