(中央社記者 鍾榮峰 台北15日電)米国の半導体関連株が大幅に上昇した一方、台積電のアメリカ預託証券(ADR)は0.28%下落の420.39ドルで取引を終えた。台湾指数先物のナイトセッションは45015ポイント225ポイント上昇して終了。一方、台積電先物は2418ポイント4ポイント下落。外資の台湾指数先物における純空売りポジションは8万3300枚に増加し、本日の先物決算に注目が集まっている。

市場関係者によると、米国のインフレ鈍化が確認されたものの、米国とイランの緊張が解消していないため、国際原油価格が不安定な動きを見せ、台湾株式市場の変動が大きくなっている。本日の台湾指数先物が下値を抑えての決算となるかが注目されている。中東情勢の変化や外資の台湾株式・先物市場における戦略も注視されており、特に16日に予定されている台積電の法人説明会は、グローバル半導体市場と人工知能(AI)産業の景気動向を占う上で極めて重要とされている。

米国の6月消費者物価指数(CPI)は前年比3.5%上昇と、予想を下回る鈍化を見せた。これに加え、米国銀行株の好決算を受け、米国株式市場の主要4指数は上昇。ナスダック指数は233.83ポイント0.9%)上昇し、26107.01ポイントで終了。フィラデルフィア半導体指数は314.15ポイント2.54%)上昇の12661.93ポイントと、大幅な上昇となった。

台積電のADRは0.28%下落の420.39ドルで終了したが、NVIDIAは4.06%上昇の211.8ドル、AMDは2.57%上昇の548.13ドル、Intelは4.5%上昇。SKハイニクスのADRは27.29%急騰し、Micronは4.92%上昇の983.12ドル。一方、IBMは25%以上下落し、217.07ドルで終えた。

米国のトランプ大統領は本日、ホルムズ海峡を通るすべての貨物に対して20%の課税を撤回し、代わりにペルシャ湾岸の同盟国と貿易協定を結ぶ意向を示した。また、湾岸諸国が米国に大幅な投資を行うと発言した。

台湾株式市場は14日1710.36ポイントの激しい値動きを見せた。加権指数は一時44000ポイントを割り込み、43654.04ポイントまで下落したが、終値は44737.95ポイントで、642.57ポイント下落。1083.91ポイントの長い下ヒゲを残した。三大機関投資家の売買は合計で753.6億円の売り越し。うち、自己勘定が382.91億円売り越し、信託が148.24億円買い越し、外資・陸資が518.93億円売り越し。外資と自己勘定は8営業日連続の売り越し、信託は15営業日連続の買い越しとなった。

台湾指数先物のポジション状況では、三大機関の純空売りポジションは14日時点で837枚減少し7165枚となったが、外資の純空売りは2324枚増加し、8万3390枚に達した。(編集:楊蘭軒)1150715

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