中央社記者 汪淑芬 台北16日

中央災害対応センターは本日午後、花蓮県萬里溪の自然ダム湖に対して赤色警戒を発令した。農業部林業及び自然保育署は、降雨予報と湖の水位を総合的に分析し、最も早い場合で明日中に溢流する可能性があると発表した。

林保署が発表した報道資料によると、本日午後1時時点の最新監視データでは、萬里溪の自然ダム湖の貯水量は496.04万立方メートルと推計され、総貯水量510万立方メートルの97.26%に達している。水位は溢流の可能性がある警戒水位まであと0.86メートルと迫っている。

林保署は、気象庁の降雨予報と湖の水位を総合的に評価し、萬里溪の自然ダム湖は最も早い場合で明日中に溢流すると予測している。

中央災害対応センターは午後、萬里溪の自然ダム湖に関する情報分析会議および業務報告会を実施した。会議では、林保署が気象予報、ドローン空撮映像、水位計データ、専門家チームの評価をもとに、水位が明日午前2時に警戒水位に達すると推定した。しかし、深夜の避難作業は困難と判断され、本日午後3時に赤色警戒を前倒しで発令した。

花蓮県政府、鳳林鎮役場、萬榮郷役場は、影響範囲内の対象者に対して直ちに強制避難の措置を開始した。

中央災害対応センターは、防災チームが自然ダム湖は溢流によってダム構造が破壊されると判断していると説明した。しかし、その破壊の程度はダムの構造や土砂の堆積状態、河川の形状、山地の水文条件、地形など多くの要因に影響され、非常に不確実であるため、具体的な予測は困難であると強調した。

対応センターの指揮官である季連成氏は、最高レベルの防災対応を取るべきだと述べ、赤色警戒発令時に農業部がCBS災害警報のセルブロードキャストを起動するよう指示した。また、民防管制センターに対し、自然ダム湖警報を同時に発令し、町内放送、消防・警察車両の拡声器、その他の警報通知手段を通じて周知するよう要請した。さらに、住民への防災意識の再啓発を行い、警戒発令の理由を説明し、警戒区域内への立ち入り禁止を徹底するよう呼びかけた。(編集:陳清芳)1150716

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  • 出典:中央社 CNA
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