中央社報道
(中央社記者 姜宜菁 雲林県16日電)歴史的建造物である雲林県記者の家は、1960年代のモダニズム建築スタイルと、めったに見られない連続アーチ型の天井構造を保持しています。雲林県は1400万台湾ドルを計上し、修復工事を実施。『古いままの姿を保つ』『最小限の介入』を原則としており、2027年5月の完工を目指しています。
雲林県文化観光処は本日、「歴史的建造物 雲林県記者の家 修復・再利用工事」の着工式を開催。国民党の立法委員である張嘉郡氏、雲林県知事の張麗善氏、県議会議長の黄凱氏などが出席しました。
張麗善知事は、雲林県記者の家が同県の報道事業の発展を証明する重要な歴史的拠点であり、地域メディアと行政の交流の場として機能してきたと述べました。また、記者たちの取材活動や地域発展の記録という貴重な歴史を蓄積してきたと強調しました。
県当局は、この修復工事によって建築の特徴と文化的価値を完全に保存し、歴史的建造物を現代生活に再統合することを目指しています。文化資産としての公共的価値を継続的に発揮させ、地域の報道文化の継承と文化教育の重要な拠点とすることを期待しています。
雲林県新聞記者公会の理事長である陳信利氏は、同施設が1967年9月10日に竣工したと説明。戦後の台湾におけるモダニズム建築の重要な作品であり、2012年に歴史的建造物に登録されたと述べました。
文化観光処長の謝明璇氏は、雲林県記者の家が1960年代のモダニズム建築スタイルを忠実に体現していると指摘。外観は流線的で洗練されたデザインを採用し、まるでピアノのようなフォルムを呈していると評価しました。室内には、現在は生産中止となった麗光石の壁面、宮廷風の円形窓、そして珍しい連続アーチ型の天井構造が保存されています。
文化観光処によると、今回の修復工事には県が1400万台湾ドルを予算計上。『修復は元の姿を尊重し、最小限の干渉』を基本方針としており、2027年5月の完工が予定されています。修復後は、メディアの第四の権力としての役割と市民との対話のプラットフォームとして活用され、公共の場としての機能を果たす予定です。(編集:龍柏安)1150716
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