(中央社台北16日電)中国はこれまでに、ヘリウムに対して臨時的な輸出禁止管理を実施すると発表した。中国商務部の発言人である何亞東氏は本日、その後は国内外のヘリウム需給の変化に応じて、適切なタイミングで輸出管理政策を調整していくと述べた。
中国商務部と海関総署は10日、ヘリウムに対して臨時的な輸出禁止管理を実施すると決定し、発表と同時に措置を開始した。中国工業ガス工業協会が公表した情報によると、2026年以降、グローバルな地政学的構造の変化に伴い、世界のヘリウム市場は新たな不安定期に入った。中国のヘリウム輸入はカタール(約54.6%)とロシア(約44%)に極めて集中している。この二つの主要な供給源が同時に影響を受け、輸入ルートに大きな圧力がかかっており、ヘリウムの供給不足は6割以上に達している。
中国商務部は本日、定例記者会見を開き、関連する質問に対して、何亞東氏は応じた。中国はヘリウムの主要な輸入国であり、国内の安定供給を確保するため、商務部と海関総署が共同で公告を発出し、ヘリウムに対して臨時的な輸出禁止管理を実施すると決定したと説明した。
何亞東氏は、この措置は中国の「対外貿易法」の関連規定およびWTOのルールに合致していると述べた。今後は国内外のヘリウム需給の変化に応じて、適切なタイミングで輸出管理政策を調整していくとしている。
ヘリウムは重要な資源の一つであり、その安定供給は中国の半導体、医療、航空宇宙などの戦略的新兴产业のサプライチェーンの安全にとって、代替不可能な意義を持っている。(編集:呂佳蓉/陳鎧妤)1150716
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース
- 製品・サービス:ヘリウムガス