(中央社記者 曽仁凱 台北4日電)偉訓は本日、重大情報に関する記者会見を開き、子会社の力韡が商業仲裁で敗訴したことを発表しました。これにより、力韡は4859万ドル(約新台幣15.7億元)の支払い義務を負うこととなりました。力韡の資産では債務の全額を賄えないことから、同社は裁判所に破産を申請することを決定しました。

偉訓は力韡の株式の7割以上を保有しています。同社は、昨年度の財務報告において、力韡に関する仲裁裁定の備えとして損失を計上しており、これにより2024年度第2四半期と第4四半期にそれぞれ4.9億元と6.5億元の赤字を計上しました。今後、一部の損失が戻される可能性も否定していません。

偉訓の李家慶総経理は本日、力韡が以前、ASCION社に電動家庭用ベッド製品を販売していたが、製品の欠陥などの問題から、ASCIONが米国仲裁協会国際紛争解決センターに仲裁を申し立てたと説明しました。仲裁廷は、米国ミシガン州時間2025年7月30日に一部の仲裁判定を下し、同年10月30日に第2回の仲裁判定を行い、2026年2月17日に最終的な仲裁判定を出しました。その結果、力韡はASCIONへの損害賠償を命じられました。

その後、偉訓は米国の弁護士を訴訟代理人として指名し、米国ミシガン東地区連邦地方裁判所南部支部において、仲裁判定の取消しを求める訴えを提起しました。一方、ASCIONも仲裁判定の確認を求める訴えを提起しており、両件は同じ裁判官によって審理されました。米国ミシガン州時間2026年5月27日に初公判が行われ、同年7月23日に裁定が出され、力韡による仲裁判定取消しの請求は却下されました。力韡は7月25日、弁護士を通じてこの裁定を受領しました。

同支部裁判所の命令に基づき、2026年7月31日時点での力韡の仲裁関連支払い義務は、合計約4859万ドルに上ると算定されています。

力韡の現在の財務状況と資金力を見積もった結果、資産は負債を賄うに足らず、継続的な事業運営が不可能と判断されました。このため、力韡の取締役会は2027年8月17日までの1年間、2026年8月18日から休業することを決議し、会社法の規定に従って裁判所に破産を申請することを決定しました。(編集:張良知)1150804

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  • 出典:中央社 CNA
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