(中央社記者 張已亜 高雄9日電)高雄警察局左営分局は6月から7月にかけて、観光目的で入国した外国人4名を現金回送役(車手)として検挙し、橋頭地裁が全員を勾留しました。警察は、詐欺グループが最近、短期間の観光ビザで外国人を台湾に呼び寄せ、現金の引き出しをさせて一週間ほどで出国させる手口を用いているとして、国民に警戒を呼びかけています。

高雄市政府警察局左営分局の警察官は本日、詐欺グループが最近、外国人を積極的に募集して台湾に呼び寄せ、現金の引き出し(提領)をさせていると説明しました。多くの者が観光目的で入国し、約一週間の短期滞在中に任務を終えるとすぐに出国しており、捜査の継続性を断つ狙いがあるとされています。

警察によると、6月下旬、銀行のATM前で45歳の香港籍の李姓男性が詐欺の贓金を引き出しているところを検挙し、新台幣23万元の現金、金融カード1枚、スマートフォン1台を押収しました。その後、7月には郵便局のATMなどでも、18歳のマレーシア籍林姓男性と39歳のマレーシア籍梁姓男性の2名を現金回送役として検挙しています。

警察は、7月中旬に26歳のマレーシア籍男性「アーキ」が関与していることを情報として把握し、入国管理局および航空警察局と連携して共同対策を展開。高雄小港空港で「アーキ」を出発前に拦截至し、現行犯逮捕しました。この際、現金2,800元とスマートフォン2台が押収されています。この4名の外国人現金回送役は、いずれも橋頭地方裁判所により勾留が決定されています。

警察は今後、現金引き出しの多発地点での巡回を強化するとともに、情報の統合と他機関との連携を深めることで、検挙効率の向上を図ると発表しました。また、詐欺対策には国民全体の協力が不可欠として、バス会社、タクシー運転手、宿泊施設、金融機関、コンビニエンスストアなどの従業員に対し、外国人が頻繁にATMで現金を引き出している、行動が不審である、あるいは現金回送役の疑いがある場合には、直ちに通報するよう呼びかけています。(編集:張國政)1150809

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  • 出典:中央社 CNA
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