中華電信は本日、NokiaとAI-RAN(人工知能と無線アクセスネットワーク)に関する戦略的提携覚書を締結したことを発表しました。

中華電信の林榮賜総経理は、「AIが世界中の通信ネットワーク技術の発展を急速に推進しており、AI-RANは国際産業界の重要な動向の一つとなっています。今回の提携を通じて、次世代モバイルネットワークの実現に向け、AI-RAN技術の検証と応用研究を共同で推進していきます」と述べました。

今回の提携では、AI-RAN技術の研究、実験室および実環境での検証、AI計算アーキテクチャとプラットフォーム技術、次世代モバイルネットワークの進化などについて、両社が共同で研究を進めます。

林総経理はさらに、「本提携はオープンで実用的、検証重視の原則に基づき、AI-RAN関連技術、AI計算プラットフォーム、ネットワークアーキテクチャの進化、エッジインフラレンス(Edge-Inference)の応用シナリオについて共同研究と検証を実施します。ネットワーク性能、運用効率、将来のサービス展開の可能性を評価するとともに、国際標準や産業動向を注視し、中華電信の今後のネットワーク進化の重要な参考とします」と語りました。

中華電信ネットワーク会社の賈仲雍総経理は、「AIは通信産業の方向性を急速に変えています。今後のネットワークは伝送性能の向上に加え、知能化、自動化、プログラマブル性が求められます。双方の技術交流とPOC検証を通じて、AI-RAN技術の方向性を深く理解し、異なるAI計算アーキテクチャ、展開モデル、応用シナリオの実現可能性と適用性を評価することで、今後の5G-Advancedおよび6Gネットワーク進化に必要な技術力を蓄積していきます」と述べました。

台湾ノキアの許佳樹総経理は、「AI-RANはモバイルネットワーク進化のマイルストーンであり、5G-AdvancedからPre-6G、6G時代への鍵となる技術です。両社はAI-RAN技術の実現可能性を共同で検証し、革新的な応用シナリオを探求するとともに、将来のビジネスチャンスを発掘していきます」と強調しました。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:提携
  • 関連組織:Nokia
  • 製品・サービス:AI-RAN / 5G-Advanced