ブラジルの金融情報サイト「インフォマネー(Infomoney)」は本日、ブレント原油(Brent)価格が停戦のニュース発表後に1割以上下落し、株式市場の上昇を牽引したと報じた。分析によると、価格は下落したものの、依然として戦争勃発前の水準を上回っており、ブラジルは輸出量の増加による恩恵を受けている。

中国は3月にブラジルから日量最大160万バレルの原油を輸入して過去最高を記録し、ブラジルの総輸出量の7割近くを占めた。これにより、3月の石油輸出は日量250万バレルに押し上げられ、史上2番目の高水準となった。インド、スペイン、米国も主要な買い手である。

ニュースサイト「UOL」は、石油輸出の急増によりブラジルの3月の貿易黒字が64億米ドルに達したと指摘している。前年同期比で17%減少したものの、石油輸出額は前年比で7割以上増加し、貿易を支える鍵となった。石油のほか、金と牛肉の輸出も著しく成長している。

しかし、ブラジル国内のエネルギー市場は課題に直面している。「グロボ(Globo)」ニュースネットワークの報道によると、ディーゼル燃料価格は戦争初期のわずか11日間45%暴騰し、政府は緊急の減税と補助金措置を打ち出し、輸入への依存を減らすため5年以内にディーゼル燃料の自給を達成する計画を発表した。アレクサンドレ・シルベイラ(Alexandre Silveira)鉱業エネルギー相はさらに、石油会社が「投機によって多額の利益を得ている」と批判し、そのために輸出税の導入を推進したことで、業界の反発を招いている。

米国とイランの停戦は国際市場の圧力を一時的に和らげたが、BBCブラジルニュースの分析によると、中東のエネルギーインフラは深刻な被害を受けており、復旧には時間がかかり、世界のサプライチェーンには依然として不確実性が残っている。この背景において、ブラジルはアジア市場の重要な代替供給国であると同時に、国民生活の保障、株主利益の維持、エネルギーの自主性の間でバランスを取る必要がある。

ブラジルが5年以内にディーゼル燃料の自給を達成できるかどうかは、国内経済の安定に関わるだけでなく、国際舞台における同国の地政学的影響力を高める可能性もある。(編集:韋枢)1150409

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:國際
  • 原文内の日付:March / last year
  • 製品・サービス:Crude oil / Diesel