富采控股(エンノスター)は本日、Touch Taiwan 2026智慧顯示展(スマートディスプレイ展)にて記者会見を行い、彭双浪(ポール・ペン)会長は、運営改善のために資産を活性化させ、株主資本利益率(ROE)の向上を目指すと述べた。
彭氏は、今年上半期の景気は好調であり、メモリなどの部品不足による前倒し発注が見られることから、富采の通期業績も段階的に改善するとの見通しを示した。
富采控股は光通信向けに3つのソリューションを策定し、スマートディスプレイ展で披露した。内訳は、近距離伝送用のマイクロLED(Micro LED)、中距離伝送用のレーザー技術VCSEL、遠距離伝送用のCW-DFBソリューションである。
富采控股傘下の富采光電(エピスター)の范進雍会長は、同社の有機金属気相成長法(MOCVD)チップのシェアは世界トップ3に入っており、Micro LED技術の開発に注力していると説明。車載製品の売上高は今後5年間で大幅な成長が見込めるとした。
范氏は、Micro LEDの光通信伝送への活用は、共同パッケージング(CPO)以外の新たな選択肢となるが、短期間での実現は容易ではないと分析。現段階では「プラグ着脱式」のレーザーソリューションがより現実的であり、富采がまず参入する計画であると述べた。
また、富采控股が以前、亮訊(ブライト・フォトニクス)を買収した理由については、同社が光通信分野で豊富な経験を持っているためであり、技術協力の深化を通じて、光通信産業における富采の経験蓄積を加速させる狙いがあると説明した。(編集:黄国倫)1150409
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:新製品
- 製品・サービス:VCSEL / CW-DFB