『聯合早報』の報道によると、31歳の沈孅以さんは自身の配車サービス利用時の経験を動画に撮影し、ソーシャルメディアのTikTokにアップロードしたことで物議を醸した。多くのネットユーザーが運転手の行動に不満を抱く一方、一部のネットユーザーは運転手は個人の立場を表明しただけであり、中華系は本来中国語を話すべきだと考えている。
沈さんは今月5日午後、夫とともに配車プラットフォームGrabを利用したが、乗車後、運転席の背もたれに「中華系は中国語を話してください。私は中華系には英語を話しません、悪しからず!」と書かれた標語が貼られているのを目にした。
沈さんが『聯合早報』に語ったところによると、普段Grabに乗る際は自ら運転手に挨拶をするが、この車に乗って運転手に挨拶をしたところ、相手は無反応であり、さらに彼女と家族が英語で会話しているのを聞くと、わざとラジオの音量を上げたため、彼女は非常に腹を立てたという。
報道によると、沈さんの父親はタイ人で、母親は中華系である。彼女は、自分は中国語を話せるが、夫は生粋の中華系であるものの、幼い頃から英語と広東語を主なコミュニケーション言語としており、中国語の文字は読めないと述べた。
沈さんは、中国語を学ぶことは自身の文化とルーツを理解するのに役立つが、奨励されるべきであり、嘲笑されるべきではない、さもなければ一生懸命学ぼうとしている人を不快にさせるだけだと強調し、彼女はすでにこの件をGrabに報告している。
Grabは本日『聯合早報』に対し、いかなる形の差別行為に対してもゼロ・トレランスの態度をとっており、プラットフォームは該当運転手の受注資格を一時停止したと回答した。彼が関連する標語を撤去し、強制的なカウンセリングを受け、その行動が会社のガイドラインに適合していることを確認した上で、資格の回復を検討するとしている。(編集:陳彦鈞)1150410
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:調査
- 関連組織:Grab / TikTok
- 製品・サービス:配車アプリGrab