沈玉琳は本日、台湾の血液がん啓発大使としてイベントに出席しました。発病当初を振り返り、彼は自身の体に現れた異変を軽視していたことを認めました。発病の1カ月前、最も顕著な症状は「極度の疲労感」で、リビングから浴室へ移動することさえ困難なほどでした。番組収録時にも、エレベーターから駐車場まで歩く力さえ残っていなかったといいます。

かつての彼は、白血病という病気についてドラマなどの知識しかなく、危機感が欠如していました。疲れの原因を睡眠不足や過労だと思い込み、血液検査の重要性を見落としていました。「入院の1カ月前の血液検査は正常だったので、この病気は本当に急激に進行しました」と語ります。倦怠感以外に高熱はなく、微熱と歯茎の腫れが見られた程度で、歯科治療で様子を見ていたものの、妻の強い勧めで受診したことが命を救いました。

三軍総医院の医療チームから白血病の可能性を告げられた際は、大きなショックを受けました。特に治療期間が半年以上に及ぶ可能性があると聞いたときには、死を覚悟し、妻に遺言のような言葉を残したこともあったそうです。しかし、医療チームへの信頼と「妻に財産を遺して再婚させたくない」という思いが闘病の支えとなり、5度の化学療法を乗り越えました。現在は継続的な投薬を行いながら回復しており、近々テレビの現場へ復帰する予定です。

自身の経験を経て、沈玉琳は台大医院の侯信安医師の協力のもと、無償で血液がんの啓発大使を務めることを決意しました。イベントでは、「極度の倦怠感」「長引く不明熱」「原因不明の痣や出血」「関節痛」といった白血病の兆候を見逃さないよう呼びかけました。また、血液疾患の仕組みを「骨髄という製造工場で機能不全の未熟な白血球が大量増殖する状態」とユーモアを交えて比喩し、その分かりやすい解説が注目を集めました。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:イベント
  • 原文内の日付:発病の1ヶ月
  • 製品・サービス:急性骨髄性白血病の啓発活動