衛生福利部疾病管制署(CDC)は2日、台湾で初となる本土でのH7新型A型インフルエンザ感染例が確認されたと発表した。患者は彰化県に住む70代の男性アヒル農家で、計33人の接触者が6日まで経過観察の対象となった。その後の検体シーケンシングにより、国内初のH7N7感染例であることが確認された。

CDCの曾淑慧報道官は本日、患者の農場および周辺のアヒル養殖場計5カ所で検査を実施した結果、すべて陰性であったと述べた。また、養殖場付近の野鳥の生息地においても、野鳥の糞便や周囲の環境から計87個の検体を採取した。これについては野鳥学会や関連学術機関との協力が必要なため、現在のところ検査報告はまだ出ていない。

33人の接触者について、曾報道官は、家族の検査結果は現在すべて陰性であると述べた。接触者のうち1名に上気道症状が見られたが、その検査結果も陰性であった。すべての接触者の経過観察は昨日までに終了した。患者本人の症状も先週緩和され、連続して検査結果が陰性となったため、すでに退院して自宅で静養している。

曾報道官は、患者から検出されたウイルスの遺伝子配列を分析した結果、国内の野鳥の糞便から検出された配列と非常に近く、また日本や韓国の環境中で検出されたウイルスとも類似していると指摘した。台湾は渡り鳥の東アジア・オーストラリア・ルート上に位置しており、今回の症例と関連する配列の類似度は90%を超えている。現在は、今回の事例は偶発的なものであり、リスクは制御可能であると判断されている。

また、世界保健機関(WHO)は健康問題への関心を高めるため、毎年4月7日を「世界保健デー(World Health Day)」と定めている。今年は「健康のために共に歩もう、科学と共に(Together for health. Stand with science)」をテーマに、「ワン・ヘルス(One Health)」の理念を重視している。

曾報道官は、国内で初のH7N7感染例が発生した後、農業部動植物防疫検疫署(APHIA)とCDCが合同調査と予防措置を開始したと述べた。衛生福利部が患者の追跡、臨床処置、接触者の検査、予防的投薬、監視などを担当し、防疫検疫署が当該養殖場の移動制限や家禽場・野鳥の糞便検査といった能動的・受動的な防疫措置を行った。これは、今年の「世界保健デー」が掲げる科学的実証と分野横断的な協力の精神に合致するものであるとしている。(編集:呉素柔)1150407

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  • 出典:中央社 CNA
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