国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は、フランスの保守系メディア「フィガロ」が報じたインタビューで、現在のエネルギー逼迫の度合いは「1973年、1979年、2022年の3回を合わせたよりも深刻」だと述べた。 イランなどがホルムズ海峡を封鎖する動きにより燃料価格が急騰しているが、ビロル氏は「楽観的な理由がある」とし、「世界のエネルギーシステムの構造が変革する」との見方を示した。 ビロル氏は「数年かかるだろうが、現在の危機を解決するものではないにしても、エネルギーの地政学的な地図は完全に変わるだろう」と語った。 しかし、ビロル氏は、技術開発の速度には差があると強調した。 「再生可能エネルギー、例えば太陽光や風力発電は、非常に迅速に設置できる例だ。我々はすぐに大規模に再生可能エネルギーに移行するだろう。おそらく数ヶ月で可能になるだろう」と予測した。 それでも、IEA事務局長は各国に対し、短期的に「可能な限り慎重に」エネルギーを節約するよう呼びかけ、「ブラックエイプリル」の可能性を警告した。 「もし(ホルムズ)海峡が4月いっぱい閉鎖されたままだと、原油と石油製品の損失は3月の2倍になるだろう」と述べ、この海峡が肥料の重要な輸送ルートでもあると指摘した。(編集:蔡佳敏)1150407
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース
- 関連組織:国際エネルギー機関 (IEA)
- 製品・サービス:再生可能エネルギー(太陽光・風力) / 石油・天然ガス