燃料コストがほぼ倍増する中、費用を節約するため、20歳のエリック・ガルシア(Eric Garcia)さんは慎重につまみを回し、保温プレートの下の炎を最小限に絞った。

AFP通信の報道によると、ホルムズ海峡(Strait of Hormuz)の一部閉鎖をもたらした戦争によるガソリンスタンドの価格ショックが最大のニュースとして注目を集めているが、液化石油ガス(LPG)の価格上昇も同様に、輸入に依存するこの島国の屋台経営者たちに大きな打撃を与えている。

AFP通信の取材に応じた前日、ガルシアさんは、燃料コストによって一日の収入が4分の1減少したため、1杯のパレス(pares)の価格を65ペソ(1.08ドル)に値上げせざるを得なかったと語った。

1日の収入は1500ペソしかありません。残りはすべて液化石油ガス代に消えてしまうからです」と彼は言う。

ガルシアさんは毎日午前3時から調理を始め、その後、改造したバイクで中流階級のコミュニティへ煮込み料理を運んでいる。彼によると、通常4日間使える11キロ入りのガスボンベは、以前は870ペソ(約14.50ドル)だったが、現在は1600ペソに値上がりしているという。

ガスボンベを販売する店舗の責任者、カルロ・マナラド(Carlo Manalad)さんは「ここで働き始めてから、こんなに高い液化石油ガスの価格を見たのは初めてです」と話す。

64歳の彼はAFP通信に対し、「サプライヤーの価格が高くなれば、我々も価格を上げますが、利益は同じままです」と語った。

道端でフードトラックを2年間経営しているロニロ・ティトム(Ronilo Titom)さんは「値上げすれば、お客さんは他の屋台に行ってしまいます」と話す。

ティトムさんは、値上げをせずに耐えているものの、戦争が始まって以来、客足が徐々に減っていることに気づいているという。

48歳のティトムさんは「出費を抑えるために、お弁当を持参する人が増え始めました」と語った。

フィリピン政府が発表したインフレ統計によると、戦争による物価上昇により、3月の食品価格の上昇率は前月のほぼ2倍に達した。(翻訳:鄭詩韻)1150412

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:経済
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