AFP通信とニューヨーク・タイムズ(The New York Times)の報道を総合すると、バンス(JD Vance)氏は、米国側がイランに対して米側の案を検討する時間を依然として与えていることを示唆した。米国は7日、イランとの交渉を円滑に進めるため、米国とイスラエルが2週間の停戦に入ると発表していた。
バンス氏はパキスタンの首都イスラマバード(Islamabad)で21時間に及ぶ会談を行った後、メディアに対し次のように語った。「我々は去り際に、非常にシンプルな提案を残した。それは理解の枠組みであり、我々の最終かつ最善の案だ。イランがこれを受け入れるかどうかを静観する」。
バンス氏は、双方の核心的な相違は核兵器にあると指摘した。イランは原爆開発を追求していないと主張しているが、米国とイスラエルは今年2月28日の戦事勃発以来、また昨年中にも、イランの機密施設を数回爆撃している。
バンス氏は「事実は単純だ。我々は、イランが核兵器を求めず、核兵器を迅速に取得することを可能にする関連技術や設備も求めないという明確な公約を確認しなければならない」と述べた。
さらに「問題の核心は、イランが長期的に核兵器を開発しないという根本的な意志を示せるかどうかだ。今だけでなく、2年後でもなく、真に長期的な目標としてだ」と続けた。
一方、イラン国営通信(IRNA)によると、イラン外務省のバカエイ(Esmaeil Baqaei)報道官は「この交渉は40日間にわたる戦争が終わった後、不信感と疑念に満ちた雰囲気の中で行われた」と述べた。
同氏は「当然ながら、一度の会談で合意に達することは期待すべきではなかった。我々は、米イ両国の立場をより近づけるために努力を続けていく」とした。
バンス氏が米国とイランの合意不成立を発表した後、多くのイラン国民がSNSに投稿したり、互いにテキストメッセージを送ったりして、今後の情勢への不安を表明した。
多くのイラン国民は、外交的な突破口が開かれ、戦争が終結するだけでなく、制裁解除に伴う切実な経済支援がもたらされることを期待して、交渉の進展を注視してきた。
テヘラン(Tehran)在住のアミル・ホセイン(Amir Hossein)さんはメッセージの中で「神が助けてくださいますように。これは、我々が再び戦争状態に戻ることを意味しているようだ」と綴った。
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- 出典:中央社 CNA
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